2018年11月あたりに発売されたタブレットですが、今さらながらにVOYO i8に注目しています。以前、同種の型番を持つ VOYO i8 Maxはキックスタンド付きが特徴でしたが、このi8はそのサイズ感がiPad クローンであることが特徴。
私は電車内にて、iPadにキーボードケースをつけてサイト記事編集をすることが多いのですが、私の慣れの要因も大きいものの、キーボード使用の際にはiPadの4:3のアスペクト比しっくりきます。なお、「今さらながらに注目」というのは、発売時期に私が見落としていたためなのですが、今回はこのVOYO i8のスペックと特徴を確認してみました。
スペック
基本スペックとしては、デカコアのMTK6797X (X27)、メモリ 4GB、ストレージ 64GBとなり、Teclast T20、Alldocube M5 X、Chuwi Hi9 Plusと同一のよくあるパターンです。
- CPU : MTK6797X (X27)
- GPU : T880
- メモリ : 4GB
- ストレージ : 64GB
- ディスプレイ : 9.7 インチ、解像度 : 2048 x 1536
- WIFI : 11b/g/n
- Bluetooth : 4.0
- LTE : 対応(対応バンドは割愛)、DSDS
- カメラ : フロント 3百万画素、リア 8百万画素
- バッテリー : 6000mAh
- ポート類 : Micro USB
- サイズ : 23.80 x 16.70 x 8.5 cm
- OS : Android 8.0
- 背面は金属製。アルミでしょう。
▲上記リンク先のTeclast T20、Alldocube M5 Xと同一のSoCとなりますが、Teclast T20のAnTuTu ベンチマーク v 7.1.4のスコアは117061。
ベンチマークスコア・体感レスポンスともに、デカコアの響きほどではありませんが、負荷のかかるゲームはさておき(私がゲームをしないため試さず)、普段使いではサクサクと動作します。手持ちのメジャーなタブレットとの比較では、iPad mini 3よりは機敏で、iPad 2017には一歩およばずと言ったところ。
解像度については、Teclast T20、Alldocube M5 X、Chuwi Hi9 Plusは2.5Kとなりますが、VOYO i8はiPad 9.7インチと同じ 2048 x 1536としています。
そしてiPadクローンとして気になるのは、そのサイズ感。
ケースの種類が少ない中国メーカー製タブレットのこと、iPadのケースを加工して何とか取付できることを期待したのですが、厚さ 1mmの差が微妙なところ。音量・電源ボタンの配置のもありますが、iPad用の安いケースを加工してみる手段もありそうです。
▼画像右を見ると、Media TekのSoCを搭載する端末に多く搭載されている Eye ComfortモードとReaderモードを備えていると思われます。
ボディ
GeekbuyingとAliExpressの製品情報を見る限りでは(公式サイトに情報なし)、深めのブルーがイメージカラーのようですが(上の画像のホワイトは上記通販サイトのラインナップになし)、ブラック・ホワイトの機種が多いなか、ブルーも新鮮でよいものです。
▲▼上の画像ではベゼル幅が狭いように見えますが、下の画像を見るとやや太めのようです。iPadとほぼ同サイズに同じディスプレイサイズのため、iPadを見るとそのベゼル幅は決して狭くないことは想像できます。
▼やはりベゼル幅は太めに。
▲サイドは2.5Dのように見受けられます。サイドのイメージ画像はないのですが、右サイドの上に電源ボタン、その下に音量ボタンとSIMスロット、左上の背面にカメラがあります。iPadの電源ボタンが上にあることを除けば、概ねボタンの配置はiPadに近いと言えるでしょう。
まとめ
デカコア MTK6797X (X27)、メモリ 4GB、ストレージ 64GBは、他の中国メーカーのタブレットにもよくあるパターンですが、iPadに慣れた私としてはiPadクローンであることがやはり魅力に感じます。
iPadを使用しサイト記事編集を行っていると、AndroidにはできてiPadにできないこと(その逆もあります)もあるため、iPadと同サイズで作業できることは私にとってのメリットとなります。
▼AliExpressの販売情報。2019年6月8日時点の価格は 179.99ドルとなっています。
▼2019年7月7日 追記。11.6インチのVOYO i8 Proがリリースに。VOYO i8以上に気になります。
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