コスパに優れたスマホをラインナップしている UMIDIGIですが、最近リリースされたスマートウォッチ「UMIDIGI Urun」もよい感じに仕上がっています。5,000円ほどの安価な製品でもあり、スクリーンの解像度は240 x 240、通常利用のバッテリー持ちは約10日と、AmazfitやHuaweiの上位機には劣りますが、アルミ製のフレームとシンプルなデザインで人気製品となりそうな予感あり。
Amazonサイト
UMIDIGI Urunのスペックと特徴
Amazonや楽天市場などの国内通販では、「2020年最新版」とのタイトルのスマートウォッチがあふれていますが、ワールドワイドで展開の中国新興ブランド「UMIDIGI」の製品であり、より安心感があります(中国ブランドの絶対的な安心感では、Xiaomi関連のAmazfit、Huaweiなどですが)。
5,000円ほどの価格で、GPS内蔵、24時間の心拍数監視、睡眠計、コンパス搭載と一通りの機能を備えています。
スクリーン | 1.1インチ TFT、解像度 240 x 240 |
ダイヤルサイズ | 44mm (厚み 12.9mm) |
バンドサイズ | 22mm |
対応OS | Android 4.4以上、iOS 8.0以上 |
Bluetooth | 未確認 |
GPS | 装備 |
バッテリー | 280mAh |
アプリ | Paiactive |
その他 | 日本語対応、5ATMの防水機能、アルミ製、GPS受信機、3軸加速度センサー、光学心拍センサー、距離センサー |
▼スマホ連携のアプリは「Paiactive」を利用します。iPhone (App Store)では検索できるのですが、Google Playでの検索では、「PAI Health」が抽出され関係性は未確認。
▲私のスマートウォッチ 4製品の使用感では、アプリの出来がスマートウォッチの使い勝手に大きく影響。Amazfit / Huaweiなどの大手ブランドの指定するアプリは問題ないのですが、その他ではレビューなどを参照し、購入前に精査が必要(「Paiactive」の使い勝手などは未確認です)。
▲▼コスパに優れたUMIDIGIの製品ですので、ここではあえて上位機のHuawei Watch GT 2e、Amazfit GTR 47mmと基本スペックなどを簡易的に比較してみました。
- 1.39インチのAmazfit GTR 47mmに対して、UMIDIGI Urunは1.1インチと小ぶりですが、ダイヤル径は僅かに異なる程度。
- Amazfit GTR 47mmとHuawei Watch GT 2eは AMOLEDパネルである一方、UMIDIGI Urunは通常のTFT。 AMOLEDパネルがより鮮明。このパネルも価格に大きくつながる事項の一つ。
- Amazfit GTR 47mmの解像度は 454 x 454 ( Huawei Watch GT 2eも同水準)と、解像度も異なります。
- 価格差が倍以上異なるため、バッテリー持ちや基本スペックは大きく異なりますが、UMIDIGI Urunのフレームがアルミ製であることや、デザイン製が高いことは立派です。また、先述のとおり、このクラスでGPSを搭載していることも評価できます。
UMIDIGI Urunの外観と機能
ゴツゴツ感のあるベゼルリングではなく、周辺が滑らかにラウンドした形状でスッキリとしています。女性の方にも合いそうですね。ちょっと気になるのが、44mmのダイヤル径に対してスクリーンは1.1インチと小さく、以下の画像のように表示領域がダイヤル径の差(ベゼル幅に該当する部分とも言える)が目立つかもしれません。
▼スポーツモードは以下の17種類。多くの製品が同様ですが、持て余すほどのモードが搭載されています。
▼心拍数計測、睡眠計、GPS内蔵と他社の上位機と遜色ない機能を装備。
▼天気予報や懐中電灯、スマホとの連携による SNSなどの各種通知、スマホを探すなどの基本機能も もちろん装備。ただし、スマホとの連携はアプリの出来に依存します。
▼280mAhと標準的なバッテリー容量であり、省力化のために独自カスタマイズされたOSでもないため、普段使いのバッテリー持ちは約10日。Amazfit GTRでは1カ月ほど持ちますが、これは例外的なもの。この価格帯では約10日の持続で十分です。
まとめ
私としては、コスパに優れたUMIDIGIの製品であるうえに、シンプルなデザインに好感を持っている「UMIDIGI Urun」。私がおすすめのAmazfit GTR 47mmは、海外通販サイトでは最安時に120ドル前後、Amazonでは約1万6千円と、UMIDIGI Urunとは1万円ほどの価格差があり、安価でスマートウォッチを試してみたい方にも候補となる製品です。
コメント