2022年7月現在、Teclastの10インチ Android タブレットとして、フラッグシップのTシリーズ、普及クラスとなるMシリーズなど、複数の製品が販売されていますが、モデル数が多いうえに OSや他の小変更により モデル名も変更となり、混乱することもあります。そこで、TシリーズとMシリーズのうち、主だった製品のスペックを簡易的に比較してみました。
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Teclast T50 / T40、M40シリーズのスペック比較
タイトル下の画像は「M40 Pro」、上の画像は「M40 Air」です。背面の色合いも近いために ますます混乱してきますが、ここではスペックのみにフォーカスします。
- Teclast T50、同社フラッグシップ機が11インチと大型化。UNISOC T618などの基本スペックは従来機と変わらず
- Teclast M40 Pro、従来版からバッテリー増量、外観変更のAndroid 11 10.1型タブのスペックと特徴
- Teclast M40S、UNISOC T610搭載の10インチタブのスペック。M40SEのAndroid 11版の位置付け
- Teclast M40 Air、430gの軽量 10.1インチタブレットのスペック。メモリ 8GBに4スピーカーを搭載
▼スペック表が小さい場合には、クリックで拡大ください。上の個別記事で掲載の Teclast T50 / M40 Pro / M40S / M40 Air、T40 Proのスペックを比較しています。その他、T40 Plus、無印のM40とT40、M40SEもありますが、当記事では割愛しました。
際立つ事項に黄色網掛していますが、以下のとおり補足します。
- AnTuTu ベンチスコアをざっくり言えば、UNISOC T618は約20万、T610は約18万、Helio P60は約16万。
- 上記の水準では、SNSやブラウザ、YouTubeなどの一般的なアプリでは、レスポンスの相違を大きく体感できるものではありません。T618とHelio P60では、多少の違いを感じるかも 程度です。
- 価格相応にスペックも異なりますが、M40Sは メモリ 4GB / 2スピーカーとなり、スペックとしてはやや劣ります。
- ストレージは いづれも 128GBですが、高速なUFS 2.1を搭載のM40 Airは一歩リード。ただし、大容量アプリのインストール時でもなければ、他との相違を体感できるものではありません。
- カメラの画素数も異なりますが、このクラスのカメラはメモ書き代替としての趣きとなり、大きな相違とはならないとの認識です。
- Teclastをはじめ、新興中国ブランドのタブレットは、金属製の背面などにより 総じて質感が高く、金属製ボディの上記 5製品の質感は同水準。
- 急速充電に未対応のモデルもありますが、T50の場合にも 18Wと他社のハイエンドと比較すると見劣りするため、ここでは急速充電未対応のモデルも マイナスポイントにならないとの認識です。
Amazon ブラックフライデーセール、Teclast M50が31%オフ / T50 2023 モデルが20%オフのセール情報
コスパ的にはT40 ProとM40 Pro
ディスプレイサイズやメモリ、軽さなど、どれに重きをおくかにより、コスパ度も異なってくるかと思いますが、私の好みも含めて 特にコスパが高いのは T40 ProとM40 Pro。M40 Proはメモリ 6GBとなりますが、一般的には8GBでなくとも 6GBあれば十分です。T50は発売直後でもあり、割高に感じます(T50の発売により、T40 Proのクーポン値引きが大きくなっているとも言えます)。
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