TeclastのAndroid タブレットではフラッグシップとなるTシリーズですが、CPUにUNISOC T618、メモリ 8GB、ストレージ 128GBの10.4インチ Android 11 タブレット「T40 Plus」が発売となりました。UNISOC T618のAnTuTu ベンチマーク v8のスコアは約20万となり、同CPUを搭載する同社の「M40」との比較では、メモリ 8GBと4スピーカーを搭載する点で優位です。
Banggoodでは 7月27日現在、予約注文セールとして、当初 150個まで 179.99ドルで販売していますが(文末を参照、151〜400個は189.99ドル)、この価格なら同CPUでメモリ 6GBの「Teclast M40 Pro」よりも安く、「買い」となります。
引用元
Teclast T40 Plus、Banggood 販売ページ
Teclast T40 Plusのスペック
コスパに優れたCPU「UNISOC T618」をメインとした、100ドル台のAndroid タブレットとしては基本スペックが高く、Teclastの製品の傾向を踏まえた シックな外観の金属製ボディに LTE対応です。
CPU | UNISOC T618、8コア |
GPU | G52-3EE-2-core 850MHz |
メモリ | 8GB DDR4 |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.4インチ、IPSパネル、解像度 2000 x 1200 |
WiFi、Bluetooth | 11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 5.0 |
LTE | FDD-LTE : B1,B2, B3, B5, B7, B8, B17, B20 TDLTE : B39, B40, B38, B41 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 8百万画素 |
バッテリー容量 | 6600mAh、USB Type-C |
サイズ(本体) | 未確認 |
OS | Android 11 |
その他 | 金属製ボディ、4スピーカー、GPS搭載 |
UNISOC T618を搭載するAndroid タブレットとしては、「Teclast M40」と「Alldocube iPlay 40」が人気を2分していましたが、「Teclast T40 Plus」の競合機種は、上記リンク先で紹介の「Allducube iPlay 40 Pro」。
上表は iPlay 40 Proのスペックをベースに編集しましたが、T40 Plusの優位な箇所を黄色網掛け、劣る部分をピンク網掛けしています。相違は以下となりますが、両製品のセール時の価格は iPlay 40 Proの195.99ドルに対し、T40 Plusは 179.99ドル。コスパ度としては同水準です。
- ストレージは、iPlay 40 Proの256GBに対して、T40 Plusは 128GB
- バッテリー容量は、iPlay 40 Proの6200mAhに対して、T40 Plusは 6600mAh
- CPU、メモリ、ディスプレイの仕様、Andorid 11搭載であることは、両製品に共通
▼8コアのUNISOC T618のAnTutu ベンチマーク v8のスコアは約20万。ゲームに過度の期待をしない限りは、サクサクと動作する水準です。少なくとも、Fire HD 10や、Amazonで販売の1万円台のタブレットよりも、メモリ 8GBも含めて、スペックは優れています。
▼ディスプレイは 10.4インチの2K 解像度。10.1インチの「Teclast M40」よりも一回り大きくなります。
▼GPS搭載でLTEにも対応していますが、ドコモ回線よりも Y! mobileのソフトバンク回線が無難です。
▼こちらは、引用した「Teclast M40」、「Alldocube iPlay 40」の紹介記事
▼情報を見落としていましたが、UNISOC T618を搭載する10.1インチの「Teclast M40 Pro」も発売されていました。メモリ 6GBであるために、8GBのT40 Plusが優位です。また、価格も文末のBanggoodで販売のT40 Plusが安くなります。
Teclast T40 Plusの外観
Teclastの他製品の紹介記事でも記載していますが、同社製品のイメージ画像は、ディスプレイのベゼル幅を実機よりも狭く、ボディの厚みを実機よりも薄く見せる傾向があります。製品紹介ページでサイズを確認できないのですが、実機のベゼル幅と厚みは イメージ画像よりも太いと認識ください。
▼アルミ製の背面ですが、明るいグレイとのツートンとなり「Dual-Tone Design」と表現されています。
▼こちらが実機よりもベゼル幅を狭く、厚みを薄く見せている極端な事例。Fire HD 10ほどに厚く太くはありませんが、一般的なベゼル幅と厚みとの前提です。
▼こちらも異様に薄く見せています。このクラスとなると専用キーボードが欲しいのですが、接続用の端子がなく 専用キーボードの設定はないようです。
まとめ、価格情報
CPUは「Teclast M40 / M40 Pro」と同じ UNISOC T618を搭載する「Teclast T40 Plus」ですが、メモリ 8GBに4スピーカーを搭載することで、M40シリーズよりも優位です。また、価格的にも、Banggoodの179.99ドルの特別セールは別にしても M40 Proと同水準となり、人気製品となりそうな予感です。
▼Banggoodの販売情報。
当初 150個までは 179.99ドルでの販売ですが、7月27日中に完売しそうな勢いです。ただし、151〜400個までの 189.99ドルも 193.99ドル(AliExpress 価格)の「Teclast M40 Pro 」よりも安価でおすすめ。
Teclast T40 Plus、Banggood 販売ページ
▼Teclast M40 Proも7月に発売されていますが、コスパはT40 Plusが優れています。
▼Amazonでも販売開始となりました。T40 Plusがリンク切れのため、T40 Proを掲載しています。
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