Teclastからリリースされた、8インチ エントリークラスのAndroid 11 タブレット「Teclast P85」。4コア CPUに、メモリ 2GB、GPS未搭載と妥協すべき点はありますが、AliExpressの販売価格は.タッチペン・フィルム・ケース・イヤホン付属で 約1万円。
「安価なため、サブ運用としてはいいかも」と記載したいところですが、CPUのAllwinner A133のAnTuTu スコアは 6万台(サイトにより記載が異なります)。もう少し出費を追加して、AnTuTu スコアが倍以上で機能が充実した下記の「Blackview Tab 6」が望ましい。
▼「Blackview Tab 6」の詳細はこちら。4コア CPUながらも、エントリークラスの8コア CPUよりも高パフォーマンスです。
Blackview Tab 6、約13千円の8インチ Android 11 タブのスペック。安価ながらも GPS搭載にLTE対応、AnTuTu スコアは約13万
Blackview Tab 6 実機レビュー、4コアCPUのベンチスコアは8コア超で機敏に動作、LTE接続も確認
Teclast P85のスペック
タイトル下の画像に「Level Up」とありますが、Amazonでも販売されている「Teclast P80」からのレベルアップです。ただし、CPU、メモリ、ストレージの基本スペックは変わらずに、OSが Android 10 GoからAndroid 11へと更新されたことが大きな変更点。
CPU | Allwinner A133、4コア |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 8インチ、IPSパネル、解像度 1280 x 800 |
WiFi、Bluetooth | 11 a/b/g/n、Bluetooth 4.2 |
LTE | 未対応 |
カメラ | フロント 30万画素、リア 2百万画素 |
バッテリー容量 | 4000mAh、USB Type-C |
サイズ | 365g 209 × 125 × 9.5mm、354g |
OS | Android 11 |
その他 | GPS未搭載、金属製ボディ |
1万円の端末ですので メモリ 2GBは我慢としても、CPUをスペックアップして欲しかった。CPUは、以下の従来機「P80」と同じ「Allwinner A133」を搭載していますが、AnTuTu ベンチスコアが6万台、P80は子供用タブレットと明記しており、Teclastとしても 低スペックの価格重視と割り切っているようにも感じます。少なくとも、用途は YouTube 視聴、ブラウザ、SNS系の軽めのアプリなどに限定されます。
▲▼背面は Teclastの製品らしく金属製。樹脂製の場合には剛性が懸念され、押し込むとギシギシと音がすることもあるのですが、金属製なその心配も和らぎます。
▲▼ 製品紹介のイメージ画像では、ディスプレイのベゼル幅や厚みを、実機よりも狭く・薄く見せる傾向が特に強い Teclast。実機のベゼル幅は 画像よりも太くなりますが、下の画像に 珍しく「画像は参考」と記載があります。
▼エントリーのCPUとメモリ 2GBは厳しいのですが、2スピーカーであることは評価できます。
価格情報
以下の画像のとおり、2021年12月31日現在のAliExpressの価格は「タッチペン・フィルム・ケース・イヤホン付属」で約1万円と、8インチ最安となります。ただし、スペックが低いために「お子様用に最安なタブレット」を求める方以外には、積極的におすすめしにくい端末です。
▼Amazonでも販売されています。
▼安価な8インチタブレットをお探しなら、こちらの Blackview Tab 6がおすすめ。解像度は低いのですが、4コアながらも エントリーの8コアクラスのレスポンスに、GPSも搭載しています。
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