Androidタブレットのなかでも主流となる8インチ。Huawei MediaPadなど大手も含め多数の魅力的な製品が販売されていますが、Teclastから「P80 Pro」が1万円ちょっとの価格で新規リリースされています。
低価格機であるため、CPUのMTK8163 /メモリ2GB / ストレージ 32GBはエントリークラスであるものの、FHDのディスプレイに金属製ボディなど、価格に見合わない魅力が満載です。今回はこのTeclast P80 Proの概要をお伝えします。
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Teclast P80 Proの概要
今回 ご紹介のTeclast P80 Proを、Amazonでも販売のTeclast P80H、Androidベースとは言えOSは異なりますが、同じCPUを搭載するAmazon Fire HD 8のスペックを比較してみました。
Teclast P80 Proは、後述のとおり上表に記載のない魅力もあるのですが、まずはスペックに基づき、Teclast P80 Proの概要・3製品の相違を整理します。
- CPUのMTK8163はエントリークラスとなりますが、私のFire HD 8の使用感や(「Fire HD 8 2017 レビュー、iPad, Androidタブ使いの私がコスパに驚嘆」、P80Hの各所レビューを参照すると、Webサイト閲覧・動画視聴・軽めなゲームなら小気味よく動きます。
- メモリは2GBと多くはないものの、私のスマホ・タブレットの使用感では、メモリ2GBも使用することはまずなく、2GBでも通常使用には何の問題もないと言えます。少なくとも、P80Hの1GB、Fire HD 8の1.5GBより多く安心。
- 特筆すべきはディスプレイ。1万円ちょいの価格で解像度 1920×1200のFHD、しかもOGSスクリーン、10ポイントのタッチスクリーンです。OGSスクリーンでない場合、液晶とタッチスクリーンに隙間が目立つこととなりますが、P80 Proでは画像も鮮やかに映えることでしょう。
- そして、ボディは金属製。このクラスで金属製は珍しく質感も期待できます。
では、イメージ画像に基づく補足です。
▼「Narrow Bezel and Strong Metal Bodya」と明記されています。
左右のベゼル幅は5mmと細く、この価格帯で金属ボディ(間違いなくアルミ製)とは驚き。
ただし、ベゼル幅については、Gearbestサイトにある、実機の動画を確認したところ、以下のイメージ画像ほど細いものではありません(Teclastに限らず、イメージ画像では概ね、ベゼル幅を狭く見せる傾向があります)。
▲▼以下のAlldocube X1のベゼル幅は実測6mmなのですが、十分に細さを感じるものです。P80 Proのディスプレイ面はホワイトであるため、実際よりも太く見えるように思います。
▼「OGSスクリーンにより、厚みを抑え重量を軽減」とあります。それよりも、液晶とタッチスクリーンの隙間が抑えれられ、見た目に大きく貢献していることでしょう。
▼P80Hも同様ですが、Micro HDMIポートもあるのは、この価格帯のタブレットでは珍しい。これなら、動画をテレビの大画面あるいはカーナビに接続して視聴することもできます。
まとめ
CPU・メモリ搭載量・ストレージ容量はエントリークラスであるものの、FHDのOGSスクリーン、金属製ボディの8インチタブレットが1万円ちょいで購入できるとは驚き。
OSは違えど、セール時には圧倒的なコスパ度となるFire HD 8に対抗できるコスパの高さを感じるTeclast P80 Proです。
▼Gearbestでの販売情報です。2018年5月14日現在の円貨は11,197円となっています。
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