TeclastよりCPU(SoC)にUNISOC T7200を搭載する 8.7インチ Android タブレット「Teclast P50 Mini」が発売されています。液晶の解像度は 1340 x 800 / LTEに未対応のWiFi モデルであるものの、90Hzのリフレッシュレート、Netflixも含めた Widevine L1に対応し、新発売セール価格は10,900円と格安です。
引用元・販売元
Amazonでは以下の2つのページから販売されています。4月28日(月)23:59分まで、新発売セールとして 10,900円での販売です。
Teclast P50 Miniのスペック
スペックは下表となりますが、新発売セール価格 10,900円の低価格にして、GPSと2スピーカーを搭載しています。
CPU | UNISOC T7200、8コア |
GPU | Mali-G57 |
メモリ | 物理メモリ 4GB + 拡張 8GB |
ストレージ | UFS 128GB |
ディスプレイ | 8.7インチ、解像度 1340 x 800 HD+ |
WiFi、Bluetooth | WiFi 11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
LTE | 未対応 |
カメラ | フロント 2百万画素、リア 5百万画素 |
バッテリー容量 | 5000mAh |
サイズ | 横幅 126mm、厚み 8.2mm、320g |
OS | Android 15 |
その他 | GPS搭載、ステレオスピーカー、Netflixも含めたWidevine L1対応、背面はアルミ製、顔認証に対応 |
UNISOC T7200の実力
CPU(SoC)のUNISOC T7200は新しい型番ですが、エントリークラスのタブレットに多く搭載される UNISOC T606のリブランド・リネーム版。
以下の構成となりますが(UNISOC 公式サイトから抜粋)、所有するUNISOC T606を搭載のタブレットで実測のAnTuTu ベンチマーク v10のスコアは約25万。セール価格 10,900円の端末としては十分なスコアであり、Web サイトのブラウジングや一般的な画質のYouTubeの視聴などでは、遅さを感じることなく動作します。
- プロセッサーは Cortex A75 x 2 + Cortex A55 x 6の8コア
- GPUは Arm Mali G57、解像度はHD+、90Hzのリフレッシュレートに対応
- メモリは LPDDR4X、ストレージは eMMC 5.1 / UFS 2.1 / UFS 2.2に対応
- WiFiは WiFi 5の11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
低価格ながらも GPSと各種センサー、2スピーカーを搭載
LenovoやXiaomiなどの大手ブランドのタブレットでは、ミドルレンジ以上の場合にも、GPSが未搭載のことが多いのですが、本製品はGPSと各種センサー(重力センサー、光センサー、距離センサー、磁気センサー)を搭載しています。
また、8インチクラスのタブレットでは、シングルスピーカーを搭載する端末の事例もありますが、本製品は2スピーカーを搭載していることも メリットとなります。
Netflixも含めたWidevine L1に対応
液晶の解像度はHD+ですが、動画配信サイトの動画を高画質再生可能な「Widevine L1」に対応しています(Widevine L3の場合には SD画質となります)。
なお、タブレットのなかには、NetflixでのWidevine L1に未対応の製品もありますが、本製品はNetflixも含めた Widevine L1に対応しています。
液晶、その他のスペックの補足
低価格のタブレットですので、液晶の解像度はFHDではなく HD+の1340 x 800となりますが、90Hzのリフレッシュレートに対応し、ブラウジングの縦スクロールやアニメーションなどの滑らかな表示を実現します。
その他のスペックの補足は以下です。
- メモリは物理メモリ 4GB + ストレージの空き容量から仮想的に最大 8GBまでメモリとして割り当て可能な拡張メモリの構成です。
- LTEには未対応のWiFi モデルとなります。
- 低価格ながらも背面は金属製となり、質感の高さも保持しています。
- 5,000mAhのバッテリーは、急速充電には未対応です。
- USB Type-C ポートは給電・充電のほか、OTG 機能により USB キーボードやマウス、USB メモリ、SSD ハードディスク(外部電源不要)などを接続可能です。
- カメラは フロント 2百万画素、リア 5百万画素と低い画素数であるものの、タブレットのカメラはメモ書き代替の趣きとなり、特に課題とはならないとの認識です。
Teclast P50 Miniの外観
背面の色は爽やかな「セレスティアルブルー」。空をイメージしたブルーと思われます。製品紹介には「メタルボディ」と表現されていますが、アルミ製の背面でしょう。
なお、私の他の8.7インチタブレットの使用感では、上の画像のように程よいホールド感となり、8.4インチタブレットとサイズ感は変わりません。
▼スピーカーは縦持ちでの下部、MicroSD カードスロットとUSB Type-C ポートは上部(カメラ側)に配置されています。また、3.5mm ヘッドホンジャックも装備しています。
価格情報
冒頭に記載のとおり、Amazonの販売ページでは、4月28日(月)23:59分まで、新発売セールとして 10,900円での販売です。
2025年4月26日現在のAmazonでの表示価格は 15,900円、4,000円オフのクーポンの表示がありますが、カートに入れてレジに進むと さらに1,000円オフとなり、あわせて 5,000円オフの10,900円となります。
液晶の解像度は HD+であるものの、UNISOC T7200(T606)の実力(AnTuTu スコア 約25万)からすると、コスパ度はかなり高い製品です。
引用元・販売元
Amazonでは以下の2つのページから販売されています。
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