冒頭の画像は、iPad miniとほぼ同サイズのAndroidタブレット「Teclast M89」にロジクールのiPad mini向けキーボード「TM725」を組み合わせたもの。
通勤電車内でのブログ記事編集用にiPad mini 3とTM725を使用することの多い私ですが、iOSのアップデートに伴いレスポンスがわるくなったと感じはじめているiPad mini 3に替え、Teclast M89とTM725を使ってみようとの魂胆です。
既にTM725を持っていた私ですが、このTeclast M89向けにメルカリにて500円でTM725を購入。試してみたところ、Teclast M89はiPad mini 2/3とほぼ同サイズであるため、この組み合わせが見事にフィット、使い勝手もバッチリです。
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Teclast M89とロジクール TM725のフィット感
下表のとおり、Teclast M89とiPad mini 2/3とは僅かながらにサイズが異なり、また、ポート類の位置が異なるために一般的なiPad mini向けのケースに無加工で取り付けはできません。ただし、ロジクール TM725の場合には、外枠全体を覆うタイプではないため、若干の加工・工夫で使用できます。
現在は両面テープで本体をTM725に固定した仮付け状態ですが、そのフィット感について記載します。
▼取り付けた、ロジクールのiPad mini用キーボード付ケース(iPad mini 4には対応せず)はこちらのTM725。高価なため、ヤフオク・メルカリなどでの中古品の購入が得策。私はヤフオクで100円ちょい、メルカリで500円で落札した2台を所有しています。
▼上はTeclast M89、下はiPad mini 3です。
▲▼M89の上側面はmicro HDMIポートが塞がっていますが(左の外枠部分にあり)、スピーカー・電源部分は解放されているため、通常使用については不都合ありません。なお、左下の枠の部分が折れていますが、iPad miniを何度か出し入れしていると確実に折れます(折れていたため、メルカリで500円と安かったのですが)。
▼M89の下サイドにはポート類がないため問題なし。写真は未掲載ですが、カメラ穴は2/3程度ズレており、カメラが犠牲になります。
▼電源・音量ボタンも全く問題なし
▼全体像
▲▼iPad miniとM89は横幅が1.3mm異なる(M89が短い)ため、枠はスカスカ状態。ここは両面テープで固定すれば問題なし。
▼TM725とディスプレイ下側はマグネットで固定するしくみですが、M89にはマグネットがないため、別途ホームセンターなどで小さなマグネットを入手しタブレット本体に取り付けるなど、工夫する必要があります。本日のところはフィット感の確認のみのため未対応。
▲▼M89とiPad mini 3を同角度で撮影。知らない方が見るとM89をiPad miniと思うこと間違いなし。
AndroidでのTM725の操作性
現在では全てのキーを試していないのですが、TM725の特徴であるiOS向けのショートカットキーはほぼ使えないことは確実(Androidで使用することを前提としていないので)。
Google 日本語入力を使用した際の英数・かな変換は「cmd + スペース」で対応しています。これを踏まえたM89・TM725の操作性・タイピング感は以下となります。全般的には、やはりTM725の抜群の操作性はAndoridでもそのままです。
- 8インチクラスのキーボードとしては、ブラインドタッチなど、絶賛できるほどに操作性のよいTM725のこと。Androidでもタイピング感は抜群です。小さなキーボードですが誤タイピングすることはまずありません。
- キーはほどよく硬く、打鍵音は静かな部類。
- iOS用に用意されたショートカットキーが使用できませんが、shiftキー・その他の主要キーは使用できるため、テキスト入力時に困ることはありません。
- Bluetoothの接続も定評のあるTM725ですが、M89のBluetooth接続も速く確実です。
まとめ
Teclast M89に限らず、iPad miniと同サイズのAndroidタブレットをお持ちの場合には、(新品は高いので)中古のTM725はおすすめ。電源・音量ボタン、電源ポートの位置関係さえ確認すれば、簡単な加工と本体とキーボード取付部の工夫(小さなマグネット取付など)で対応できます。
▼TM725に取り付けたAndroidタブレットはこちらのTeclast M89
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