Teclastから意表を突いた13.3インチノート「Teclast F6」が新規リリースされました。今年の流れとしてはGemini Lakeノートなのですが、なんと昨年度主流であったApollo Lake N3450を搭載。スペックも昨年度販売のTeclast F7もしくは他社のApollo Lakeノートと同水準となりますが、その配色と全体のたたずまいに興味を惹くものがあります。
Teclast PCの不思議なネーミング
冒頭から余談ですが、不思議に思うのがTeclastのPCのネーミング。昨年度からのリリース順では(2in1をのぞく)、Teclast F6 Pro、F7、F5、そして今回のF6。リリース時期とネーミングの規則性がなく、また、CPUあるいはディスプレイサイズによりシリーズ化されていることでもないようです。
例えば、今回のF6はApollo Lakeを搭載、そのProバージョンのF6 ProはCore M3 7Y30を搭載しています。また、F6はスペックとしてはF7が近いのですが、F7 SE(Special edition)でもないですし。
▼Teclast ノートPCの関連記事
Teclast F6のスペックと特徴
360度の回転機構付(製品情報からタッチパネル搭載とは読み取れず)のディスプレイ以外にスペックに目新しいものはないのですが、上の画像のとおり全体の醸し出す雰囲気がよい感じ。
- CPU : Apollo Lake N3450
- メモリ : 6GB、ストレージ : M.2 SSD 128GB (2242サイズ、換装可能)
- GPU : Intel UHD Graphics 500
- ディスプレイ : 13.3インチ IPS、解像度 1920 x 1080
- Bluetooth : 4.0
- Wi-Fi : デュアルバンド 11ac
- バッテリー : 5000mAh
- ポート類 : USB 3.0 × 2、micro HDMI
- サイズ : 32.00 x 22.00 x 1.40 cm、重量 1.2kg
- OSはWindows 10 Home
製品紹介にはボディはアルミ製とあるのですが、最近の傾向としては(特にGemini Lake機)アルミ製とあっても4面ともアルミ製ではなく、ディスプレイ背面と底面のみアルミ製の事例も多く、レビュー記事での確認、あるいはレビュー記事がアップされる前には、メーカーまたは海外通販サイトがリリースする実機動画などで見定める必要もあります。
また、Teclastに限らず、概ねどのメーカーでも(特にタブレットの場合は)イメージ画像のベゼル幅はより狭く見せる傾向があるため、こちらも留意する必要があります。
いずれにしても、このF6の場合には以下の画像を見る限りでは、そのボディ色など人気のF5との類似性もあり、また、Apollo LakeとGemini Lakeの体感レスポンスに大きな差はないことから、メモリ 6GBの13インチクラスのPCを探している方にとっては候補の一つとなるでしょう。
▼Teclast F5とボディ色が同じであり、ディスプレイの360度回転機構があることから、F5と同じOEM元とも思えます。
▼USB Type-Cはないのですが、USB 3.0 × 2、micro HDMIと不自由することはありません。
価格情報
現在はプレセール期間ですが、いきなりの289.99ドル。13.3インチのApollo Lake機としては、Jumper EZBook 3 Pro (Jumper EZBook 3 Proが再び底値水準(209.99ドル)で販売中。大学生の携帯用端末としてもおすすめ)と比較すると割高感があるのですが、同じくApollo Lake N3450を搭載し、TecTabletsなど海外ユーザーサイトでの評価が高いF7と同価格帯であることを考慮すると妥当なラインと思われます。
▼GearBestでの販売情報
コメント