先日、速報ベースでお伝えした15.6インチのGemini Lake ノートの「Teclast F15」がTeclast 公式サイト(英語)にて多くの画像が公開されるとともに、GearBestサイトでは詳細スペックが記載され、いきなりのセール(429.99ドル、1/27まで200個限定)にて販売しています。そこで今回はあらためて、Teclast F5のスペックと特徴について記載します。
速報ベースの前回の記事
Teclast F15、15.6型のGemni Lake N4100/RAM 8GB搭載機がリリース予定
Teclast F15のスペック
Gemini Lake N4100を搭載する端末としては、メモリ 8GB搭載以外に目新しさはないのですが、15.6インチであることに存在意義があります。
中国メーカー製の15.6インチのGemini Lake ノートは皆無ではないのですが、マイナー機種のために実質 F15が唯一の製品と言えるでしょう。
Teclast F15のスペックは以下となっています。
- CPU: Intel Celeron N4100
- GPU: Intel UHD Graphics 600
- メモリ: 8GB DDR4
- ストレージ : 128GB M.2 SSD (ユーザーにて換装可能)
- ディスプレイ: 15.6インチ、解像度 1920 x 1080 (FHD)
- WIFI: 802.11 ac
- Bluetooth: 4.0
- ポート類: USB 3.0 × 2、Micro HDMI
- バッテリー: 6000mAh
- サイズ: 36.00 x 25.00 x 1.30 cm、1.8 kg
重量の1.8kgはやや重いかと思ったものの、以下のXiaomi Mi Notebook Proが1.95kgであることを踏まえると軽め。
なお、ボディの材質の記載がないのですが、最近の傾向からするとキーボード面以外はアルミ製だと思われます。
Teclast F15のデザイン
スペックとしては、15.6インチとメモリ 8GB以外は一般的なGemini Lake ノートと同様ですが、特筆すべきは、2018年に発売されたTeclast F5 / F6の系統となる、全体がかもし出す雰囲気・デザインのよさ。以降、イメージ画像での補足です。
▼ブラックのベゼルに、キーボード・タッチパッドまでシルバーで統一されたボディはスタイリッシュに見え、オフィスでも違和感のない端末です。
▲▼イメージとしては、以下で紹介のTeclast F6を明るく、より洗練されたような感じです。
▼サイドとキーボードの隙間はわずか6mm。テンキー付のキーボードですが、キーサイズ・キーピッチはある程度 確保してそうです(製品仕様にキーピッチの記載なし)。
▲もちろん、バックライト付のキーボード
▼左右のサイドにポート類が配置される製品が多いなか、F15では後ろ側に集中しています。左右にコード付の機器を接続する場合にはコード類が邪魔になることもあるため、この配置もありです。
▲▼気になる事項としては、シルバーのキーに白文字となることから、タイピング時のキー文字の視認性。同系色のJumper EZBook X4は室内の照明の角度により視認性がよくなく、実機写真・動画で確認したいところ。
▲多くの他の製品と同様に、背面から簡単にM.2 SSDを換装できます。画像を見る限りでは製品が豊富な2280サイズのようですので、SSDの選択肢も拡がります。
まとめ
スタイリッシュに仕上がっているTeclast F15。安価でレスポンスもよく、デザインもよい15.6インチの需要は多いと思いますが、まさにピッタリな製品です。
また、同クラスのノートPCの競合は同じくTeclastのF7 Plus。Teclast F15と同じく、Gemni Lake N4100、メモリ 8GBを搭載しますが、ディスプレイは14インチとなります。こちらの質感もよく、私が所有する同OEM元の製品となるChuwil LapBook SEのタイピング感は極上のため、TeclastのF7 Plusもかなり魅力的な製品です。
▼GearBestの販売情報。1/27まで200個限定にて 429.99ドルに。
▼こちらもおすすめのTeclast F7 Plus
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