CPU(SoC)にAnTuTu ベンチスコア 約25万となる UNISOC T615を搭載する 11インチタブレットの「Tabwee T90」。上の画像のキーボード・ケース・フィルム・マウスが付属し、16,990円でセール販売されています(セール期間は 2025/5/18まで)。
低価格ながらも、物理メモリ 8GB、ストレージ 128GB、FHDの11インチ液晶、Netflixも含めた Widevine L1に対応、13百万画素のリアカメラと、バランスのよいスペックです。ただし、LTEには未対応となります。
Tabwee T90のスペック
上の画像のとおり、「AIテキストから画像への変換」などが可能な、Gemini AI 2.0に対応していることも特徴の一つです。最大の特徴は、冒頭に記載のとおり、キーボード・ケース・フィルム・マウスが付属し、16,990円と低価格なこと。
Tabwee W90、UNISOC T615を搭載の11インチタブレット、約18千円でセール販売に
▲▼スペックは下表となります。同じく UNISOC T615を搭載し、先行販売の「W90」も低価格な製品です。「W90」と比較した場合、「T90」はLTEに未対応、ストレージを256GBから128GBに、カメラの画素数を控えめにした一方で、キーボードなどが付属とすることで、双方の価格面でのバランスをとっているように思います。
CPU | UNISOC T615、8コア(Cortex A75 @2.2GHz x 2、Cortex A55 @1.8GHz x 6) |
GPU | Mali-G57 MP1 850MHz |
メモリ | 物理メモリ LPDDR4X 8GB + 拡張メモリ 16GB |
ストレージ | UFS 128GB |
ディスプレイ | 11インチ、解像度 1920 x 1200、輝度 350 nits |
リアカメラ | 13百万画素 |
フロントカメラ | 5百万画素 |
WiFi | 11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
SIM、LTE | 未対応 |
バッテリー | 8000mAh |
サイズ | 25.7 x 16.8 x 0.9 cm、505g |
OS | Android 15 |
その他 | 顔認証に対応、ステレオスピーカー、Widevine L1 対応(Netflixにも対応)、キーボード・ケース・フィルム・マウスが付属 |
▼同CPU(SOC)を搭載する他の製品では、AnTuTu ベンチスコアは約29万とするものがありますが、以下の画像のとおり 約25万と明記されています。私の同クラスのタブレットの使用感では、遅さを感じることなく動作します。
Android 端末における Widevineとは。概要とL1,L2,L3の相違、L1,L3の画質を実機で確認してみた
▲▼動画配信サイトの動画を高画質再生可能な「Widevine L1」に対応し、さらには NetflixでのL1にも対応しています。Amazon 販売ページのタイトルに「WidevineL1 Netflix 対応」と明記されていますが、最近では少なくなったものの、Netflixには未対応の端末が多かったことも背景です。
▼その他のスペックの補足は以下です。
- 繰り返しとなりますが、LTEには未対応のWiFi モデルです。
- また、私の見落としかもしれませんが、GPS 搭載と明記されていません。
- メモリは、物理メモリ 8GB + ストレージの空き領域を最大 16GBまでメモリとして割り当てることができます。
- 付属のキーボードは、Bluetooth 接続の汎用の製品となり、「T90」の専用品ではありません。
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