マイクロソフトは9月21日(ニューヨーク 現地時間)にスペシャルイベントを開催し、そのなかで「Surfaceの新製品を発表するのでは」との情報があります。また、Surface Goについては、以下の海外サイトに「Surface Go 4ではN200を搭載(となるだろう)」とありますので、N200のパフォーマンスなどを短編にて記載します。なお、本記事に掲載の画像は現行のSurface Go 3です。
引用元
N200のパフォーマンス
現行のSurface Go 3のCPU(Microsoft 公式サイト、Surface Go 3)は、個人向けにはPentium Gold 6500Y 、法人向けにはCore i3-10100Yを搭載しています。
前者は、数年前にUMPCで多く搭載されていた Core m3-8100Yと概ね同じ水準となり、普段使いでは程々に動作するCPUです。
一方、Surface Go 4に搭載となることが噂される(前述のWindows Central、海外サイト)Alder Lake-N N200の概要は以下です(インテル 公式サイトに掲載の、N305 / N300 / N200 / N100を併載)。
N95 / N100を搭載するPCは多く販売されており、当サイトでも複数を実機レビューしています。N305を搭載のPCはチラホラと販売れていいますが、N200を搭載する製品は稀です。
Alder Lake-N N200を搭載するPCは多くないのですが、AliExressで販売のN200を搭載するミニPCの製品紹介では、Jasper Lake N5105、Alder Lake N95 / N100 / N305の比較表が掲載されています。
当比較表では、ベンチスコアの指標も記載されていますが、N200は実態よりも低くなっているようにも思います。
他の海外サイトでのN200のベンチスコアの指標、あるいは所有するN5105 / N95 / N100 / N305の実力(以下の記事を参照)から察すると、N200のシングルコアのスコアは N95 / N100 / インテル 第8世代 モバイル向けのCore i5、マルチコアのスコアはN100より やや高いスコア(ベンチソフトによっては、N100が高いケースもあり)です。いづれにしても、個人向けのPentium Gold 6500Yより高いパフォーマンスです。
PC 実機で計測、Geekbench CPU ベンチマークスコアの一覧、サクサクと動作するスコアの指標
▲▼上の記事にて、Geekbench 5のCPUベンチマークスコアを一覧化していますが、海外サイトから引用のN200のスコアも含めてグラフ化しました。
▼N200の実力は、以下の記事で実機レビューのN100 / N305と同様に、インテル 第8世代 モバイル向けのCore i5相当と想定。普段使いでは遅さを感じることなく動作する水準です。
まとめ
「Surface Go 4はARM版 Windowsを搭載」との情報もあったよですが、この秋のARM版の展開は見送ったうえで、Alder Lake-N N200の搭載は妥当のスペックアップとの認識です。
私個人としては、初代のSurface Goを所有していますが、普段使いにおいても多少の遅さを感じるため、そろそろ買い替え時。比較対象として、以下のN100搭載の「CHUWI MiniBook X 2023モデル」も気になります。
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