Amazonにて、他ブランドと同一スペック帯の割安なミニPCを探していくと「SkyBarium」ブランドの製品に行き着くことが多々あります。特に、CPUにAMD Ryzen 7 7735HSを搭載するミニPCは、他ブランドよりも低価格です。
そこで、既に個別記事としている製品となりますが、あらためて同社の3製品をまとめて記事にしました。なお、段落はモデル名ではなく、搭載するCPUと特徴としています。
N100、73mm 角の超小型
縦横のサイズがiPhone 15 Pro Max(私が使用のiPhoneは12 Pro Max)におさまる、Alader Lake N95 あるいはN100を搭載の超小型 ミニPCは以下記事にてレビューしています。
T-Bao T8 Plus 実機レビュー、N100搭載 87.8mm角の超小型ミニPC。デザインよく静音性にも優れた おすすめ製品
Blackview MP80 実機レビュー、N95 / LPDDR5 16GB RAMを搭載し快適に動作。デザインも秀逸な超小型ミニPC
上記の2製品との比較において、73 x 73 x 43mmと さらにコンパクトで、Alt モードにも対応した USB-Cを電源とすることで優位なPCが、今回紹介の製品です。モニターがPDに対応している場合、ケーブル1本の接続で PCへの給電とモニターへの映像出力を行うことができます。
また、2242サイズのM.2 SSDはPCIe / SATAの双方に対応し、以下の画像のように 底板を開くことにより簡単にSSD スロットにアクセス、SSDを換装することができます(上記で引用の「T8 Plus」は、マザーボードを取り出す必要あり)。
▼詳細は以下の記事にて掲載しています。
▼メモリ 12GB(オンボード)/ SSD 256GBのセットモデルは 24,900円で販売中。
Ryzen 7 5700U、RGBライト付き
CPUにRyzen 7 5700Uを搭載する SkyBariumのミニPCは、以下の記事にてレビューの製品と同型モデルと、上の画像の2つの製品が販売されています。上の画像のとおり RGBライトが際立ちますが、オフにすることもできます。
Ryzen 7 5700Uを搭載のミニPC「T-Bao MN56U」実機レビュー。静音性に優れ、電源はUSB-C、映像出力は3系統
Ryzen 7 5700Uは Zen 2と2世代前のRyzenであるものの、Web サイトのブラウジングやYouTubeの視聴、Excelなどの在宅勤務では 上位機と遜色なく動作します。
同CPUを搭載するミニPCは複数販売されていますが、本製品の大きな特徴は、以下の画像のとおり、広い面積のヒートシンクに 9cmの大きなファンを搭載していること。ファンの風量の確保では、小さなファンでの高回転、大きなファンでの低回転のなどとなりますが、後者は静音性に優れています。
▼メモリ 16GB / SSD 512GBのセットモデルは、40,720円で販売中
Ryzen 7 7735HS、他ブランドより大きく割安
筐体は上の製品と同じですが、こちらはCPUに Zen 3+ 8コア16スレッドのRyzen 7 7735HSを搭載するモデルです。私は上位のRyzen 7 7840HS、Ryzen 9 7940HSを搭載するミニPCを所有していますが、Ryzen 7 7735HSも含めて、このクラスで普段使いとなると 体感できるレスポンスの差はなく、かなりキビキビと動作します。
本製品は他ブランドの製品と同様に、メモリはDDR5、SSDはPCIe 4.0、USB4を搭載と、機能も含めて ハイエンドな仕様です。
▼上記のRyzen 7 5700Uを搭載するモデルも同様ですが、前面右側にライトボタンがあり、RGBライトをオフにすることができます。映像出力は、HDMI、DisplayPort、USB4の4系統。USB4は前面に配置され、電源は背面のUSB-Cポートです。
▼ホワイトモデルですが、製品の詳細は以下の記事に掲載しています。
AMD Ryzen 7 7735HS / RGB ライト付き / 16GB RAMのミニPCのスペック、10cm 大型ファンを装備
▼メモリ 16GB / SSD 512GBのセットモデルは 58,900円、32GB / 1TBのモデルは 69,900円と、後者の場合には 他ブランドの製品よりも1万円ほど割安です。
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