XiaomiのノートPCとしては、最近リリースされた「AMD Ryzen5-4500U、あるいはRyzen7-4700U搭載のRedmiBook 16」に注目していますが、その一方で 14インチのRedmiBookのうち、Core i3-8145Uを搭載するモデルがBanggoodにて、クーポン価格 489.99ドルで販売されています。RedmiBookでは、AMD R5-3500Uを搭載するモデルも魅力ですが、489.99ドルの安価なCore i3-8145U版も見逃せません。
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RedmiBook Core i3-8145U版の概要
最初に留意事項を2つ掲載します。まずは上の画像右下のとおり、メモリが4GBとなること。私はメモリ 4GB搭載機を複数運用していますが、概ね90%前後のメモリを使用しており、スワップも多数発生していることと思います(高速なSSDもしくはeMMCへのスワップとなり、大きなレスポンスの悪化は感じませんが)。
もう一つは、Banggoodの販売ページに以下の画像の赤文字で記載がありますが、中国版のWindows 10がプレインストールとなり(XiaomiのPCに多い)、英語・日本語と段階を経て言語を切り替える必要があると思われることに加え、Windows 10のアクティベーションのために、開封して設定していることに留意ください。
さて、RedmiBook Core i3-8145U版のスペックは以下となります。
CPU | Core i3-8145U |
GPU | Intel Graphics 620 |
メモリ | 4GB DDR4 |
ストレージ | 256GB SATA SSD |
ディスプレイ | 14インチ、IPS、解像度 1920 x 1080 |
WiFi | 11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
ポート類 | USB 2.0、USB 3.0 x 2、HDMI |
その他 | ボディはアルミ製 |
サイズ(本体) | 32.30 x 22.80 x 1.795 cm、約1.5kg |
OS | Windows 10 Home (中国版) |
メモリ 4GB、中国版のWindows 10 プレインストール以外では、重量が約1.5kgと14インチとしてはやや重たくなっています。14インチの場合は1.3kgあたりだとよいのですが、XiaomiのPCは一般的に重めの傾向です。
CPUのCore i3-8145Uについては、私は現在 同CPUを搭載する以下のBMAX B4 Proで記事を編集していますが、普段使いでは上位のCore i7-8565Uと変わることなくキビキビと動作し、この意味ではコスパの高いCPUと言えます。
▼控えめなロゴで好感の持てる天板
▼キーボード面は、大きくはないタッチパッドと、キーボード左右のベゼル幅が太いため、武骨な印象を与えます。
▼USB Type-Cはありませんが、USB x 3にHDMIと実用上は十分。中国製の14インチでは珍しく、HDMIはMiniではなくフルサイズ。
Core i3-8145U版、AMD R5-3500U版のクーポン価格
同じCPUを搭載するBMAX B4 Proのクーポン価格が約350ドルであること(ただし、BMAX B4 Proはメモリ 8GB、PCIe SSDを搭載)を考慮すると、メモリ 4GBであるものの Xiaomi製で14インチのディスプレイ付きのノートPCが、クーポン価格 489.99ドルであることは、かなり安価なように思います。この価格を実現できるのは、RedmiBookにはAMD R5-3500Uモデルも併売(Banggoodの製品情報)している影響もあってのことでしょう。
▼Banggoodのクーポン「BGXMI3D9」の利用により 489.99ドル。6/9までとなっていますが、延長されることも多いです。
▼こちらは AMD R5-3500U、メモリ 8GB版。クーポン「BGJPXMR8」の利用により 529.99ドル、6/9まで。
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