海外通販にて先行販売されていた「Xiaomi Redmi Pad 2」が、国内通販においても販売されています。CPU(SoC)に Helio G100 Ultraを搭載し、11インチの液晶は 2.5K 解像度があることが大きな特徴です。
また、メモリ 4GB / ストレージ 128GB、8GB / 256GBのモデル、WiFi モデルとLTE 対応モデルの双方が販売されており、用途に応じて選択することができます。
今回は今更ながらとなりますが、今回は「Xiaomi Redmi Pad 2」のスペックについて記載します。
Xiaomi Redmi Pad 2のスペック
「Redmi Pad 2」のスペックは下表です。以下の記事にて、「Redmi Pad」の従来モデルのスペックを掲載していますが、Helio G99のモデルからスペックアップした事項に黄色網掛けしています。
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▼公式サイトでは、メモリ 6GB / ストレージ 128GBのモデルもラインナップされていますが、以下はAmazonでの販売モデルです。また、LTE 対応モデルも販売されていますが、WiFi モデルを表示しています。なお、スペックの確認においては、こちらのXiaomi 公式サイトも参照しています。
CPU | MediaTek Helio G100 Ultra、6nm プロセス、2 x A76@2.2GHz + 6 x A55@2.0 GHz |
GPU | Mali-G57 MC2 |
メモリ、ストレージ | 4GB LPDDR4X / UFS 2.2 128GB、8GB LPDDR4X / UFS 2.2 256GB |
ディスプレイ | 11インチ、解像度 2560 x 1600、IPSパネル、輝度 600 nits(Outdoor mode)、90Hz リフレッシュレート |
WiFi | WiFi 5、11a/b/g/n/ac |
Bluetooth、GPS | Bluetooth 5.3、GPSは未確認 |
LTE | 対応モデルあり |
カメラ | リア 8百万画素、フロント 5百万画素 |
バッテリー容量 | 9000mAh、18W 急速充電 |
サイズ(本体) | 254.58 x 166.04 x 7.36mm、510g |
OS | Xiaomi HyperOS 2 |
その他 | Dolby ATMOS 対応 4スピーカー、金属製 ユニボディ |
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Helio G99を搭載する従来モデル、上の記事にて掲載の他の中国ブランドの機能満載のタブレットとの比較などのコメントは以下です。
- Helio G100 Ultraの実力は、Redmi Padの従来モデル・上記製品などで搭載のHelio G99と同水準となり、普段使いではサクサクと動作します。
- 11インチ 2.5K 解像度の液晶が大きなメリット。11インチクラスで、2.5K 解像度の端末は多くありません。
- また、11インチクラスでは、8000mAh 台のバッテリーを搭載する製品が多いなか、18W 急速充電の9000mAhのバッテリーを搭載しています。
- 中国の大手ブランド以外では、LTE対応、GPS搭載、各種センサー搭載の製品も比較的 多いのですが、本製品は GPSを未搭載です。Xiaomi、Lenovoなどの大手ブランドのタブレットでは、基本はGPS 未搭載との認識です。
- 大手ブランド以外のタブレットでは、拡張メモリを含めた合計でのメモリ表示、動画配信サイトの動画を高画質再生可能な Widevine L1への対応をアピールすることが多いのですが、本製品も含めて大手ブランドの製品は未掲載です。ただし、未掲載ながらも、拡張メモリ・Widevine L1に対応していることが多いです。
▼2560 x 1600の高解像度であることが、最大の特徴です。また、通常は500 nit、Outdoor modeでは600 nitの明るい液晶を搭載しています。
▼11インチタブレットのバッテリーは、8,000mAh台半ばのバッテリーを搭載することが多いのですが、本製品は 9,000mAhのバッテリーを搭載しています。また、スマホと比較すると控えめですが、18Wの急速充電に対応しています。ただし、公式サイトのスペックでは、付属するアダプターは15Wと見受けられます。
▼4スピーカーは横持ちでの両サイドに配置されています。なお、サイドはフラットな構成となり、筐体は金属製ユニボディと記載されています。アルミ製ユニボディ(アルミ削り出し)との認識ですが、この場合、筐体の美しさと軽量化に貢献します。
まとめ
今更ながらの記事となりますが、CPUにHelio G100 Ultra、11インチ 2.5K 解像度、4スピーカーを装備する「Xiaomi Redmi Pad 2」のスペックについて記載しました。
他の中国ブランド・販売店の製品と比較すると、やや割高感もありますが、また、GPSを未搭載であるものの、4スピーカー、金属製ユニボディの筐体など、ポイントを押さえたスペックと機能です。また、Xiaomi ブランド、同シリーズは量販店で販売の安心感もあり、同スペック帯の端末と迷った場合なども含めて、おすすめできる製品です。