2017年7月20日にリリースとなったiOS 10.3.3 。昨日、iPhone6、iPhone6をアップデートしました。今回のアップデートは、バグの修正、セキュリティの問題の改善であり、バッテリー消費、レスポンスに大きな影響を与えることは想定していなかったのですが、短期間使用後の使用感などの簡易レポートです。
iPhone5、iPhone6をiOS 10.3.3にアップデート
手持ちのiPhone5、iPhone6をiOS 10.3.3にアップデートしました。他に自分用・家族用として使用している iPad 2017、iPad mini3は後日 対応します。
その他、家族のiPhone7、iPhone7 Plusは、「(機種変前のiPhone5、iPhone6よりも)遅いやら、熱くなる」やらと小言が多いのですが、情報収集を行いつつ、もし iOS 10.3.3で改善の兆しなどがある場合には、アップデートを薦めることにします。
▼今回のアップデートは、バグの修正、セキュリティの問題の改善ですが、ダウンロード容量は80MBクラスと比較的大きめ。
▼iPhone6(画像上)、iPhone5(画像下)ともに、もちろんエラーとなることもなくアップデート完了
▲ちなみに、iPhone6はUQ mobile、iPhone5はWifi運用です。UQ mobileは、回線が混み合う平日昼休みも快適に使用でき、また、iPhone6にてテザリングもできるため、便利に利用しています。
iOS 10.3.3でのバッテリー消費、レスポンスなど
iOSのアップデートの度に取り沙汰されるのが、バッテリー消費。以下のサイトなどで、「iOS 10.3.2と同様、あるいはそれよりもバッテリー消費がわるくなった。いや誤差の範囲」などと多様な意見があるものの、悪化気味の意見が多いように思います。
最近、私はバッテリー消費が悪化するのを承知のうえで、会社の業務上、位置情報・BluetoothをオンにしてiPhone6を使用しています。今回 位置情報・Bluetoothをオフにして、バッテリーの消費状況を感覚・体感的に探ってみました。
普段どおりに、ブログ管理・FXなどの軽めなアプリ、Webサイト閲覧を、約6時間ほど行った結果、以下のとおり確かに、バッテリー消費が悪化しているような感覚です。
iOS 10.3.2にアップデートしてからも何となく感じていたため、これは今回のiOS 10.3.3にアップデートしたことが直接の原因ではなく、iOS 10.3.2以降のことのように思われます。
- iPhone6を使用中に、従来以上に目に見えてバッテリー残量が少なくなっているような感覚。
- バッテリーのパーセント表示をオンにせずにいたこともあり、実際に計測値をお見せできないのですが、一晩放置(スリープ状態)したiPhone5のバッテリー残量が、従来以上に少なくなっている。
- 以下のリンク先のとおり、iOS 10にアップデート直後にバッテリー消費の抑制のための各種設定を行い、バッテリー消費も好調だったのですが、当時と比較すると間違いなく悪化している。
ところで、レスポンスにおいては、iOS 10.3.2と何ら変わるところはありません。iOS 10.3.3と直接関わりはないのですが、iPhone6をしばらく使用した直後にiPhone5を使用すると、さすがにその挙動がワンテンポ遅れるような状況もありますが、iPhone6はもちろんのこと、iPhone5もサブ的な運用なら十分使用できます。
▼2017年9月4日 関連の追加記事。家族からお下がりのiPhone5 iOS 9.2と、iPhone5 iOS 10.3.3の体感的なレスポンスを比較してみました。
まとめ
iPhone5、iPhone6をiOS 10.3.3にアップデートし、久しぶりにバッテリー消費を意識しつつiPhone6を使用したところ、他サイトでもあるように、バッテリー消費が悪化したような感覚です。国内のみならず、海外サイトでも同様な見解があるようですが、今回は感覚的なものに頼ってしまったため、次回はじっくりと数値にて、そして各種設定を見直したうえで検証する意向です。
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