2025年8月10日現在、Amazonにて、CPUにAMD RYzen 5 3550Hを搭載し、メモリ 16GB / SSD 512GBの「Origimagic」ブランドのミニPCが、クーポン価格 25,499円で販売されています。
AMDの数世代前のCPUですが、ベンチマークスコアはAlder Lake N100やTwin Lake N150よりも高く、コスパに優れた製品です。また、メモリは2スロットのデュアルチャンネル対応、SSDはPCIe 3.0 x 4で動作と、メモリとSSDにおいても、N100/N150のミニPCよりも優位です。
スペック
冒頭に記載の事項以外に、映像出力はHDMI、DisplayPort、USB Type-Cの3系統です。なお、メモリ 16GBにおいて、16GB x 1 あるいは 8GB x 2のデュアルチャンネルについては未確認です。
CPU | AMD Ryzen 5 3550H、4コア8スレッド |
GPU | Radeon RX Vega 8 |
メモリ | DDR4 2400MHz 16GB |
ストレージ | 2280 サイズ M.2 PCIe 3.0 x 4 SSD 512GB、2280サイズ M.2 PCIe 3.0 x 1の空きスロットあり |
WiFi | WiFi 5 |
Bluetooth | 5.0 |
ポート類 | USB-C(映像出力対応)、USB-A 3.2 Gen2 x 3、USB-A 2.0、HDMI、DisplayPort、RJ45 有線LAN x 2 |
サイズ | 128 x 127.1 x 42.8mm |
OS | Windows 11 Pro |
その他 |
▲▼AMD Ryzen 5 3550Hは Zen+ アーキテクチャと数世代前のCPUです。このために低価格での販売となっているのですが、以下のPassmarkの比較のとおり、Alder Lake N100よりも高いスコアです。
ただし、普段使いでの体感レスポンスに直結するシングルコアのスコアは N100の5%増し程度であり、体感できるほどではありません。一方、4コア 8スレッドでもあり、マルチコアは高いスコアです。また、N100 / N150とのCPUの性能以上に、メモリはデュアルチャンネル対応、PCIe 3.0 SSDのレーン制限を受けない(N100 / N150でのPCIe SSDよりも高速)恩恵が大きいです。
▼映像出力が、HDMI、DisplayPort、USB Type-Cの3系統、しかも、USB Type-Cを前面に装備していることも特徴です。なお、よく見ると DPポートはHDMIの形状をしているものの、DPです。
▼PCIe 3.0 x 1となりますが、2280サイズのM.2 SSDを増設可能です。

▲▼BeelinkのミニPCに多い仕様ですが、底面を簡単に開けるよう シャーシハンドルが付いており便利です。これにより、メモリ・SSD スロットに簡単にアクセスすることができます。
価格情報
冒頭に記載のとおり、2025年8月10日現在のAmazon クーポン価格は25,499円。他ブランドの販売では、突然 搭載するCPUが変更となった事例もあり注意ください。
なお、同世代のCPU(Ryzen 5 3500U)を搭載するミニPCとして「GMKtec G10」が展開されていますが、同じく メモリ 16GB / SSD 512GBを搭載し 27,999円での販売です。
▼さらに低価格(タイムセール価格 24,599円)の他ブランドの製品です。
▼こちらは引用した「GMKtec G10」の詳細記事と販売情報です。

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