Amazonにおいても 複数のAndroid タブレットを展開する「N-One」ですが、CPUにAnTuTu ベンチスコア 約38万となる「Helio G99」、メモリ 8GB、UFS ストレージ 128GB、10.95インチ、Android 13を搭載の「N-One NPad X」が、Banggoodにて189.99ドルで販売されています。
同CPUを搭載する Android タブレットとしては「Xiaomi Redmi Pad」がありますが、LTE対応・GPS搭載・Android 13を搭載する点で、「N-One NPad X」がより魅力的です。
販売元
N-One NPad Xのスペック
冒頭に記載の基本スペック以外では、4スピーカー搭載に、8600mAhのバッテリーは18Wの急速充電に対応、リアは20百万画素のカメラと、他の中国新興ブランドのタブレットよりも、Helio G99を搭載する点もあわせて 充実したスペックです。
なお、上のBanggoodのリンク先は日本語となっていますが、英語版の情報が豊富ですので、ぜひ英語に切り替えて参照してみてください。
CPU | MediaTek Helio G99、6nm プロセス、最大 2.2GHz |
GPU | Mali-G58 MC2 |
メモリ | 8GB LPDDR4 + ストレージから最大 8GBを割り当て |
ストレージ | 128GB UFS |
ディスプレイ | 10.95インチ、解像度 2000 x 1200、IPSパネル、明るさ 300 nits |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth / GPS | Bluetooth 5.0、GPS搭載 |
LTE | B1/B3/B5 /B7/B8/B20 B38 B39 B40 B41 |
カメラ | リア 20百万画素、フロント 8百万画素 |
バッテリー容量 | 8600mAh、18W 急速充電 |
サイズ(本体) | 250.38 x 162 x 7.6mm、470g |
OS | Android 13 |
その他 | 4スピーカー |
▲▼上表は、同じくCPUにHelio G99を搭載する「Xiaomi Redmi Pad」に基づき編集しましたが、「N-One NPad X」が優位な事項に黄色編みかけ、劣位な事項にピンク編みかけしいています。メモリ、GPS搭載にLTE対応、Android 13対応など、総合的に「N-One NPad X」のスペックが充実しています。
「Xiaomi Redmi Pad」と共通する事項も含めて、スペックの補足は以下です。
- CPUには AnTuTu ベンチ v9のスコアが約38万となる「Helio G99」を搭載。メジャーなスマホでは「POCO M5」に搭載されています。
- TeclastやALLDOCUBEなどの10インチタブレットでは、AnTuTu ベンチスコアが20万台半ばとなる UNISOC T618 / T616を搭載する製品が多いのですが、本製品はワンランク上のパフォーマンスが期待できます。
- ストレージは eMMCより高速な UFSの128GB。256GBのタブレットも多いのですが、1TBまでのMicro SDを搭載できるため、128GBでも課題とはなりません。
- 上位のスマホほどではありませんが、8600mAhのバッテリーは 18Wの急速充電に対応しています。
- ディスプレイの明るさは 300 nitsとあり、明るさはやや控えめです(Redmi Padは 400 nits)。
▼8百万画素クラスのリアカメラを搭載するタブレットが多いなか、本製品はSONYのイメージセンサーによる20百万画素をメインとした リア 2カメラです。
N-One NPad Xの外観
同じCPUを搭載する「Xiaomi Redmi Pad」と同様に、「N-One NPad X」もユニボディデザイン(1枚の金属を削り出して加工し、美しい見た目と薄さに貢献)です。薄く軽くできるメリットがありますが、10インチクラスでは500g台半ばのタブレットが多いなか、10.95インチにして 470gと軽いです。
▼実際のディスプレイ面のベゼル幅よりも狭く見せていると思いますが、全体像です。電源ボタン・音量ボタンは横持ちでの左上、スピーカーは左右に2個づつと標準的な仕様です。背面のツートンの色合いは渋めで好感が持てます。
▼拡大した全体像。ボディの素材は ユニボディとあるからには金属製(アルミ)ですね。
まとめ、価格情報
CPUにHelio G99、メモリ 8GB、4スピーカー、18Wの急速充電とバランスのとれたスペックに、ユニボディと他の中国ブランドのタブレットよりもワンランク上の「N-One NPad X」。10.95インチの大型ディスプレイでもあり、Bluetooth キーボードと組み合わせて、PCライクに扱うのも魅力です。
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