Amazonにおいて Android タブレットを展開している「N-one」ブランド。CPUにUNISOC T616を搭載する「NPad Pro」が、AliExpressでの1月の先行販売に遅れること約3ヶ月、4月9日現在では国内のAmazonでも販売されています。
8GB メモリ、ストレージ 128GBの10.4インチ タブレットとなり、Widevine L1をサポートし、18Wの急速充電にも対応しています。
販売元
N-one NPad Proのスペック
2023年1月4日時点の速報ベースで記載のスペックから更新した事項は赤文字にしています。全般的には、Teclast、CHUWI、ALLDOCUBE、Blackviewなどの中国ブランドのフラッグシップ機に近い構成です。
CPU | UNISOC T616、8コア |
メモリ | 8GB LPDDR4 |
ストレージ | 128GB UFS |
ディスプレイ | 10.36インチ、IPS / In-cell パネル、解像度 2000 x 1200、明るさ 300 nits |
WiFi、Bluetooth | WiFi デュアルバンド、Bluetooth 5.0 |
LTE | 対応 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 13百万画素 |
バッテリー容量 | 6600mAh、USB Type-C、18W 急速充電 |
サイズ | 厚み 7.5mm、重さ 450g |
OS | Android 12 |
その他 | ユニボディデザイン、4ボックススピーカー、GPS搭載、Widevine L1をサポート |
上のスペックは、以下の記事で紹介のTeclast T40 Plusのスペック表に基づき編集しましたが、T40 Plusより優れている事項に黄色網掛けしています。
AliExpress サイトの製品紹介は、スペックの詳細・製品画像が多くなく、1月4日時点では販売ページは準備中の位置づけかと思われます。このなか、確認できない事項も含めて、スペックの補足は以下です。
- UNISOCのCPU(SoC)としては、T618 あるいは T610を搭載する製品が多いなか、本製品はT616を搭載しています。
- UNISOC T616を搭載する事例としては「realme Pad Mini(紹介記事はこちら)」があります。T616のAnTuTu ベンチスコアは 約24万。T618が約23万となり、ほぼ同水準です。
- メモリ 8GB、ストレージ 128GB UFSは、10インチクラスとしては ハイエンドな構成。
- スピーカー数の記載がありませんが、ボディの画像を見る範囲では 4スピーカー
と思われます。を搭載。 - また、キーボード端子らしきものを備えていることから、専用キーボードの販売も期待できそうです。
- 10インチタブレットで急速充電に未対応の場合、充電時間が長く もどかしさを感じます。本製品は上位のスマホほどではないものの、18Wの急速充電に対応しています。
▼N-one NPad Proの大きな特徴は、Xiaomi Pad 5や以下のCHUWI HiPad Maxと同様に、Googleの提供する著作権保護技術のWidevine DRM(Digital Rights Management)の最高位である「Widevine L1をサポート」すること。これにより、Netflix、YouTube、Disney+、Huluなどの高画質での再生に対応しています。
▲▼▼トップ下の画像の再掲載ですが、この画像から推定できること(断定はできません)は以下です。
- 4スピーカーを搭載(確定)
- キーボード端子らしきものがあることから、専用キーボードが用意される可能性あり。
- 画像から、あるいはスペックから(他ブランドの同スペック帯のタブレットからの類推では)、
金属製の背面と思われます。金属製のユニボディ。
N-one NPad Proの外観
上の画像に「Unibody Design」と明記されています。4月9日時点では正式に販売されていない 以下の「NPad X」も同じく ユニボディですが、1枚の金属を削り出して加工し、美しい見た目と薄さに貢献するものであり、質感の高さに大いに期待できます。
▼こちらはカメラの特徴を示す画像ですが、13百万画素とタブレットとしては高画素のカメラを搭載しつつも、カメラの高さは抑えられています。ユニボディであるため、サイドの処理の美しさにも期待できそうです。
▼4スピーカーは横持ちでの上下の配置です。私としては、下部のキーボード端子から 専用キーボードの存在が気になります。実機を確認したところ、キーボード端子はありませんでした。
まとめ
AnTuTu ベンチスコア 約24万となる UNISOC T616に、メモリ 8GB、ストレージ 128GB、Widevine L1をサポートし、18Wの急速充電にも対応、4スピーカーと、他ブランドのフラッグシップ機並みのスペックとなる「N-one NPad Pro」。しかも、ユニボディとなるために、スペック・作りとしては、同スペック帯のタブレットよりも、一歩リード。
▼4月9日時点のAmazon 価格は クーポン利用により24,900円
▼正式リリース前ですが、こちらの「NPad X」も気になる存在です。
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