我が家の新大学生の携帯用PCを物色中に目に留まったのが、マウスコンピューターが法人用PCとして販売する「MousePro P120A」。ビジネスモデルのカテゴリーの12インチ 2in1タブレットですが、Celeron N3450にメモリ4GBの本機は、大学生のレポート用としては十分なスペックのうえに、価格は税別59,800円と国内製品としては低価格。
我が家の新大学生の生協おすすめはパナソニックのノートPCあるいはMacBookと高価なものですが、初めてのPCの場合は50,000円前後のもので十分との見解です。
ということで、 MousePro P120Aの概要・魅力を確認してみました。
MousePro P120Aの概要
以降の貼付画像はマウスコンピューターサイトへのリンクとなります。
基本スペックは以下のとおり。マウスコンピューターではビジネス向けのカテゴリーですが、個人ユースでもWebサイト閲覧、動画視聴、オフィスソフトの使用では十分なスペックです。なお、OSはWindows 10 Proとなりますが、個人向けにWindows 10 Homeとし、価格をおとしたバージョンがあってもよかったかも。
- CPU :Apollo Lake Celeron N3450
- メモリ:4GB
- ストレージ:eMMC 64GB
- ディスプレイ:12インチ IPS、10点マルチタッチ、グレア、解像度 2,160×1,440
- Wi-Fi:IEEE802.11ac/a/b/g/n
- ポート類:USB type-C (充電兼用)、イヤフォンジャック
- バッテリー:4500mAh
- サイズ:キーボード付ケース込みにて、286×210×21.8mm / 約1.2kg
- キーボードは、キーピッチ 約18mm / キーストローク 約1.5mm、日本語キーボード
- 指紋認証 Windows Hello 搭載
- 交換用の液晶保護フィルムが付属していることも好感
- OSはWindows 10 Pro
私が魅力的に感じる箇所は黄色アンダーラインの事項ですが、以下のとおり補足します。
- 私はCeleron N3450、メモリ4GBもしくは6GB搭載のPCをメイン使用していますが、先述のとおり、Webサイト閲覧、ブログ用の画像編集、動画視聴、オフィスソフトの利用では何のストレスもなくサクサクのレスポンスです。
- 12インチクラス以上のPCではFHDどまりが多いなか、タブレットであることもありますが、2Kの解像度は立派。
- 9.7インチのiPadにキーボード付ケースを付けると1kg超となりますが、12インチのキーボード込みで1.2kgは十分に軽いです。
▼Celeron N3450(もしくは相当)を搭載したPCのレビュー記事はこちら。いづれもSSDに換装しているのですが、重たい処理を除いては、eMMCの場合にも会社のHDD搭載のCore i5 / i7よりもサクサクでは、と思えるほどのレスポンスです(eMMCもしくはSSDの効果大)。
▼Celeron N3450のベンチマークはこちら
▼2in1の場合、本体以外のポイントはキーボードの使い勝手とタイピング感。
キーピッチ 約18mmとありますが、イメージ画像をみてもキーは大きめ。また、多用するEnterキーも大きく、配列にクセもなく素直なキーレイアウトです。
実際にタイピングしてみないとわからないのですが、これまでのマウスコンピューターのPCの傾向では、入力しやすいキーボードとなっていることでしょう。
また、Bluetooth接続ではなくUSB接続のため、ペアリング・充電の必要なく、ありがちなWifiとの電波干渉の懸念もなし。
▼12インチクラスの2in1となると、電車内での作業は縦(奥行)のスペースが厳しくなるのですが、本機のディスプレイ角度は115度・125度の2段階。狭いスペースでは115度での使用となるでしょう。
実機を確認しないと何とも言えませんが、白いベゼルに茶色のキーボード・ケースの配色が気になるところ。
まとめ
Celeron N3450にメモリ4GBと通用使用なら十分な組み合わせに、高解像のディスプレイ、広めのキーピッチ(18mm)とそつのないMousePro P120A。
価格のみに目をやると、コスパでは中国新興メーカーが一歩リードですが、マウスコンピューター・国内販売の安心感(サポートなど)から税別59,800円は十分にコスパに優れた価格です。
コメント