MINISFORUMの人気のミニPC「UM580」ですが、派生モデルとして「UM580B」が販売されています。CPUにAMD Ryzen 7 5800Hを搭載することは同じですが、「UM580」の電源はAlt モードに対応する USB Type-Cであり GaN 電源アダプターが付属しますが、「UM580B」は通常の電源アダプターです。
MINISFORUM UM580Bのスペック
2023年1月24日現在、MINISFORUM 公式サイトに「UM580B」の情報はないのですが、電源以外は「UM580」と変わらないと思われます。このため、下表の基本スペックは以下の記事で掲載の「UM580」のスペックと同一としています。
▼2023年1月24日現在の、Amazonで販売の「UM580B」のスペック
CPU | AMD Ryzen 7 5800H、8コア116スレッド、最大 4.4GHz |
GPU | Radeon Graphics |
メモリ | 8GB or 16GB、最大 64GBまで増設可能 |
ストレージ | M.2 2280 512GB or 256GB PCle SSD、2.5インチ SSD / HDDを増設可能 |
WiFi | デュアルバンド対応(詳細情報なし) |
Bluetooth | 搭載(詳細情報なし) |
ポート類 | HDMI x 2、USB Type-C x 2(データ専用、映像出力対応)、USB A 3.2 x 2、USB A 2.0 x 2、有線LAN |
サイズ | 127 × 128 × 47mm、635g |
OS | Windows 11 Pro |
その他 | 通常の電源アダプター |
「UM580」から変更のあった事項に黄色網掛けしています。「UM580」が人気製品となった要因の一つとして、「電源はAlt モードに対応する USB Type-C、100W GaN 電源アダプターが付属」がありますが、「UM580B」は通常の電源アダプターです。
「UM580」のAlt モードに対応するUSB Type-Cは、モニターがUSB PD(電力供給)に対応している場合、UM580からモニターへの映像出力と同時にモニターから UM580に給電することができます。ただし、100W以上のPDに対応するモニターは多くありません。
▼左は「UM580B」、右は「UM580」。左下の電源部分が異なります。
UM580Bの価格
電源を変更し GaN 電源アダプターの付属なしとすることで、価格を抑える展開と思いきや、そうではないようです。
2023年1月24日現在の、メモリ 16GB / SSD 512GBの「UM580B」のAmazon 価格は77,983円。一方、メモリとSSDが同容量の「UM580」のMINISFORUM 公式ストアの価格は 71,980円。「UM580」の在庫切れとなった後、「UM580M」に切り替わる展開とも思えます。
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