MINISFORUMより、CPUにインテル 第13世代 Core i7-13700Hを搭載するハイエンドなミニPC「NPB7」がリリースされました。4月12日現在では、同一ボディを採用し、Core i7-12650Hを搭載の「NAB6」が予約販売中ですが、並行しての予約販売となります。
ベアボーンとセット品の双方を販売していますが、メモリは DDR5-5200をサポートし、セットモデルのストレージは PCIe 4.0の高速SSD、USB4ポートを2個搭載しています。
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MINISFORUM NPB7のスペック
14コア 20スレッドのCore i7-13700H、DDR5 メモリ、PCIe 4.0 SSD、USB4 x 2個と、インテルCPUを搭載のミニPCとしてはこの上なくハイエンドな構成です。また、メモリ 64GBのセットモデルも用意されています。
CPU | 第13世代 Core i7-13700H、14コア 20スレッド、最大 5.0GHz |
GPU | Intel Iris Xe |
メモリ | DDR5 16GB / 32GB / 64GB、最大 64GB |
ストレージ | M.2 2280 PCIe 4.0 SSD 512GB / 1TB、2.5インチ SATA SSD / HDDを増設可能 |
WiFi | M.2 2230での提供 |
Bluetooth | 搭載 |
ポート類 | HDMI x 2、USB4 x 2、USB-C 3.2、USB-A 3.2 x 2、有線LAN x 2 |
サイズ | 127 × 127.5 × 54.7 mm |
OS | Windows 11 Pro |
▲▼以下は 現在メイン利用の「M2 Pro Mac mini」のGeekbench 6のスコアですが、 Core i7-13700Hのスコア事例は「シングルコア 2426、マルチコア 12410」となり、概ね同水準と言えそうです。
▼USB4を2ポート備えていることも大きな特徴です。HDMIとあわせて、4K@60Hz x 4の映像出力に対応しています。
▼厚めのヒートシンクと PCIe 4.0 M.2 SSD+ファン付きヒートシンクにより、冷却対応も万全です。MINISFORUMのミニPCは、全般的に冷却対応と静音性を兼ね備えています。静音性については製品詳細ページに明記ありませんが、これまでにレビューした同社製品の傾向からも、特に課題とはならないと思います。
▼こちらがファン付きのSSD ヒートシンク。発熱の大きな PCIe 4.0 SSDですが、安心して使用することができます。
▼2.5インチ SATA SSD / HDDは、天板裏に取り付ける仕様です。なお、ボディの素材の明記はありませんが、画像を参照すると樹脂製と思われます。
▲▼以下の記事で実機レビューの「U820」と同様に、天板はワンタッチで開く仕様となり、メモリ・M.2 SSDの換装、2.5インチ HDD / SSDの増設など、メンテナンスしやすいです。
価格情報
2023年4月12日現在では予約販売、5月上旬の出荷予定となりますが、価格は以下です。比較対象となる Core i7-12650Hを搭載し同ボディの「NAB6」のベアボーン価格は55,850円。一方の「NPB7」のベアボーン価格は 74,320円ですが、「NAB6」はDDR5 PAMに対応し、USB4を2ポート搭載(「NAB6」は映像出力対応のUSB-Cを2ポート搭載)。
- ベアボーン(メモリ・ストレージ・OSなし) 74,320円
- メモリ 16GB / SSD 512GB、93,520円
- メモリ 32GB / SSD 512GB、101,520円
- メモリ 32GB / SSD 1TB、107,920円
- メモリ 64GB / SSD 1TB、122,320円
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