MINISFORUM M1-1295、Core i9-12950HXを搭載するミニPCのスペック。ベアボーンは約55千円で販売中 | Win And I net

MINISFORUM M1-1295、Core i9-12950HXを搭載するミニPCのスペック。ベアボーンは約55千円で販売中

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MINISFORUMより、CPUにCore i9-12950HXを搭載するPC「MINISFORUM M1-1295」が販売されていますので、スペックについて記載します。M1,M2 Mac miniに近い縦横のサイズに、メモリ 2スロット、M.2 SSD 2スロットの一般的なミニPCと概ね同様の構成ですが、公式サイトを参照すると、そのデザインからオフィス向けを意識していると思われます。

 

MINISFORUM M1-1295のスペック

スペックは下表となります。2025年12月26日現在の公式ストアのベアボーン価格は55,190円と、このスペックとしては高くないのですが、メモリ 32GB / SSD 1TBのセットモデルは 91,999円。昨今のメモリ高騰の影響を受けて、セット価格は割高感があります。

 

CPU Core i9-12950HX、16コア 24スレッド
GPU Intel UHD Graphics
メモリ DDR4 3200MHZ (SO-DIMM ×2スロット)
ストレージ M.2 2280 PCIe 4.0 x 4 SSD スロット

M.2 2242/2260/2280 NVME SSD スロット

WiFi Wi-Fi 6E
Bluetooth 5.2
ポート類 USB Type-C フル機能、USB-A 3.2 Gen 2 x 2、USB-A 2.0 x 2、HDMI、DP、LINE IN/OUT
サイズ 195 × 193 × 51.9mm、1.12kg
OS Windows 11 Pro(セットモデルの場合)
その他

 

CPUは、インテル 第12世代 モバイル向けハイエンドの Core i9-12950HX、Pコア 8 / Eコア 8の合計 16コア 24スレッドです。私は同CPUの使用経験はありませんが、ベンチマークスコアの指標(海外サイトから引用)は以下です。

  • CINEBENCH R23のスコアは「シングルコア 1927、マルチコア 19655」
  • Geekbench 5のスコアは「シングルコア 1861、マルチコア 15711」

 

GEEKOM GT13 Pro 2025 Edition 実機レビュー、Core i9-13900HK、メモリ 32GB、高速なSSDを搭載し キビキビと動作、アルミ製筐体はコンパクトで高品質

上の記事にて、14コア 20スレッドのCore i9-13900HKを搭載するPCを実機レビューしていますが、シングルコアのスコアは Core i9-13900HKがやや高い一方、マルチコアのスコアは 16コア 24スレッドのコア数の多い Core i9-12950HXが高く 順当なところです。

統合型GPUでもあり ゲーム向けではありませんが、このクラスとなると ブラウザや動画視聴、在宅勤務などの普段使いではキビキビと動作します。

 

▼前面は電源ボタンのみのシンプルな構成です。

▲ポート類は背面に集中していますが、映像出力は Alt DPに対応のUSB-C、HDMI、DPの3系統、USB-Aを4ポート装備しています。また、ミニPCとしては珍しく、LINE IN/OUT、MIC INを備えています。なお、このクラスのPCとなると、USB4を装備する製品も多いなか、本製品はフル機能のUSB-Cどまりです。

 

▼冷却は、サイドと底面から冷気を取り込み、ポート類のある背面から排出する仕様です。MINISFORUMのミニPCでは、CPUファンのほかに メモリとSSD冷却用のシステムファンを装備していることが多いのですが、本製品はCPUファンのみです。

 

価格情報

昨今のメモリ価格高騰を受けて、メモリ 32GB / SSD 1TBのセット価格は 91,999円とやや割高感もあります。一方のメモリ、SSD、OSなしのベアボーンは55,190円。ベアボーンとして お手元のメモリを活かすには、程よい選択肢の一つです。

 

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