当サイトでは「ミニPCにおいて、Core i9-12900HKを搭載する製品がコスパ面でおすすめの一つ」としていますが、MINISFORUMより、Mini-ITX マザーボードにCore i9-12900HKと400Wの電源をビルトインした製品が販売されています。CPUを換装することはできませんが、グラボの接続などの拡張性を求める場合には、選択肢の一つです。
販売元・引用元
公式ストアの販売ページでは、Core i9-12900HKのモデルとAMD Ryzen 9 7945HXのモデルが併記されています。
MINISFORUM 795S7/129i7 Mini-ITX、公式ストア
MINISFORUM 129i7のスペック
298 x 225 x 95mmのコンパクト・スリムなケースに、400W 電源、Core i9-12900HKをビルトインした Mini ITX マザーボードが収まっています。なお、販売はベアボーンとなり、メモリ・ストレージ・OSを別途用意する必要があります。
▼スペックは下表ですが、PCIe 4.0 x 8スロットを装備し、ハーフハイトのグラボを追加することができます。
CPU | 第12世代 Core i9-12900HK、14コア 20スレッド、最大 5.0GHz |
GPU | Intel Iris Xe |
メモリ | DDR4、最大 64GB |
ストレージ | M.2 2280 PCIe 4.0 スロット、M.2 2280 PCIe 3.0 スロット、2.5インチ SATA スロット x 2 |
WiFi | M.2 2230 Key E スロット |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB Type-C 2.0、USB-A 3.2 Gen1 x 3、USB-A 2.0 x 7、HDMI、DisplayPort、VGA、1000M イーサネット |
サイズ | 298 x 225 x 95mm |
その他 | PCIe 4.0 x 8 コネクター、400W 電源ビルトイン |
▲▼Core i9-12900HKを搭載するPCは、上の記事にて実機レビューしています。以下は実機で計測のGeekbench 5とCINEBENCH R23のスコアですが、ベンチマークソフトによっては、Core i9-13900Hを上回ることもあります。
▼メモリは2スロットですが、SSDはM.2 x 2にSATA 3.0 x 2と、Mini-ITXとしては豊富です。
▼Mini-ITXの規格として、マザーボードのサイズは170 x 170mm。このサイズからすると、中央のファンのサイズは80mmでしょうか。
▲▼金属製の筐体のサイズは298 x 225 x 95mm、電源は400W、取り付け可能なグラボはハーフハイトとなり、グラボは限定されます。前面のUSB Type-CはUSB 2.0のデータ専用です。
まとめ
2025年1月13日現在のMINISFORUM 公式ストアの価格は 59,980円(ベアボーンであり、メモリ・SSD・OSなし)。インテル 第12世代 モバイル向けハイエンドのCore i9-12900HKをビルトインしていること、Mini-ITX・電源・ケースのそれぞれの価格を考慮すると割安のように感じます。
ただし、同CPUを搭載し、メモリ 32GB / SSD 1TBを搭載する同社のミニPC「MINISFORUM UN1290」が7万円台、他社の割安製品が6万円台(Amazonの事例はこちら)であることを考慮すると、本製品はお手持ちのパーツを活用することを前提しての検討となるように思います。
販売元・引用元
公式ストアの販売ページでは、Core i9-12900HKのモデルとAMD Ryzen 9 7945HXのモデルが併記されています。
MINISFORUM 795S7/129i7 Mini-ITX、公式ストア
▼引用した、Core i9-12900HKを搭載するミニPCの販売事例と記事はこちら。
MINISFORUM UN1290 実機レビュー、Core i9-12900HKを搭載し キビキビ動作のミニPC。SSD 512GBモデルは 6万円台と高コスパ
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