先日、CPU（SoC）にHelio G99を搭載する14インチのAndroid 14インチタブレット「Teclast T70」を紹介しましたが、他ブランドからさらに大きな15.6インチの「MESWAO MES-B3」が販売されています。
持ち運びには難ありですが、大型ディスプレイを活かして 自宅での動画視聴や学習用に適しています。ただし、動画視聴において Widevine L1には対応していません。
MESWAO MES-B3のスペック
上の画像の左下には Android 13とありますが、他の製品情報を参照すると Android 14です。Helio G99に物理メモリ 6GB、ストレージ 128GBは一般的ですが、以下に留意ください。
- 液晶の解錠度は 1920 x 1080と、アスペクト比 16 : 10のタブレットが多いなか、一般的な15.6インチ モバイルディスプレイと同じ 16 : 9。
- 動画視聴の目線では、4スピーカーではなく 2スピーカー。動画配信サイトの動画の高画質再生が可能な「Widevine L1」に対応の明記なく、「Widevine L3」となります。
- LTEに未対応のWiFi モデル
- 顔認証に未対応
Teclast T70、Helio G99を搭載 14インチタブレットのスペックのまとめ
▲▼上の記事にて掲載のHelio G99 14インチタブレットの「Teclast T70」と大きく異なる事項に黄色編みかけしています。
| CPU | MediaTek Helio G99、6nm プロセス、最大 2.2GHz |
| GPU | Mali-G57 MC2 |
| メモリ | 6GB プラス 最大 2GBの拡張機能 |
| ストレージ | 128GB |
| ディスプレイ | 15.6インチ、解像度 1920 x 1080、IPSパネル、輝度 300 nits |
| WiFi | 11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth / GPS | Bluetooth 5.0、GPS搭載 |
| LTE | 未対応 |
| カメラ | リア 35百万画素、フロント 5百万画素 |
| バッテリー容量 | 12000mAh、15W 急速充電 |
| サイズ | 368 x 223 x 11mm、重さ 750g |
| OS | Android 14 |
| その他 | 2スピーカー |
▼Helio G99を搭載するタブレットは、以下の記事など 複数の製品を実機レビューしています。AnTuTu ベンチマーク v10のスコアは約40万となり、負荷の大きいゲーム以外の普段使いではサクサクと動作します。
DOOGEE T20 Ultra 実機レビュー、Helio G99、迫力の12インチと4スピーカー搭載でNetflixの高画質再生にも対応
Lenovo Tab Plus 実機レビュー、JBL 8スピーカーは さすがの高音質。背面のデザインも秀逸な Android タブレット
スペックのその他の補足は以下です。
- Amazonのレビューコメントを参照すると「液晶がやや暗い」とあります。輝度 300 nitsは、iPadや上位のAndroid タブレットよりも暗いのですが、この基本スペックのタブレットとしては一般的。
- 13百万画素クラスのリアカメラを搭載するタブレットが多いなか、35百万画素の高画素のカメラを搭載しています。
- メモリ拡張 最大2GBは他端末より少ないのですが、一般的な用途では物理メモリ 6GBで十分です。
- 128GBのストレージに、eMMC あるいは より高速なUFSの区分が掲載されていませんが、前者の可能性もあります。ただし、体感できるほどの相違はありません。
- 重さ 750gとありますが、実際には1kgほどでは、と思われます（他の端末の傾向での憶測です）。
まとめ
15.6インチのAndroid タブレットともなると、大きすぎるような感覚もありますが、自宅での動画視聴や学習用に適しています。私は、この数週間 とある試験対応のために、iPadにて教材を参照し勉強していましたが、頻繁に拡大する必要があり、大きなタブレットの必要性を痛感しました。
▼2024年12月1日現在の価格は クーポン利用により 55,830円。15.6インチのAndroid タブレットの事例としては、こちら（Amazon）の「アイリスオーヤマ LUCA」がありますが、MESWAOの製品のスペックが高く 低価格です。なお、価格面で考慮すべきは、こちら（Amazon）の無印 iPad 第10世代のセール価格がより安価なこと。
▼文中で引用の「Teclast T70」の記事と販売情報です。
▼レビュー記事はこちら
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