海外製のPCに注目するあまり、国内販売のコスパに優れたPCをすっかり見落としていました。紹介する製品は、(今さらながらですが)2019年8月のリリースのFSLC – FFF SMART LIFE CONNECTED「MAL-FWTVPC02BB」。
14.1インチのIPSパネル、CPUのCeleron 3867U、メモリ 4GBの一般的ですが、ストレージはM.2 SSDとSATA SSDを搭載可能で、OSはWindows 10 Proとなる意欲作。メモリ以外は下記で紹介のLHMZNIY A9と似た構成です。
関連記事
LHMZNIY A9、14.1型 Celeron 3867Uにして、RAM 16GB,Win 10 Pro,SSD 1TB選択可能な変則PCの概要
MAL-FWTVPC02BBのスペック
製品名が長く記憶できないのですが、ブランド(販売元)はFFF SMART LIFE CONNECTED。Amazonサイトによると、FFFは「「ACTIVITY FREE」「MAKE FREE」「SELL FREE」の3つのFからなるようです。
CPU | Intel Celeron 3867U、2コア 2スレッド 1.8GHz |
GPU | Intel HD Graphics 610 |
メモリ | 4GB DDR3 |
ストレージ | 64GB eMMC、2280 M.2 SSD、SATA ポートあり。最大 M.2 SSD 512GB + SATA SSD 2TB |
ディスプレイ | 14.1インチ、IPS、ノングレア、解像度 1920 x 1080 |
WiFi | 11a/ac/b/g/n |
Bluetooth | 4.2 |
バッテリー | 7.4V / 5,000mAh x 2 |
ポート類 | USB2.0、USB3.0、 USB Type-C、HDMI、有線LAN |
サイズ | 334 ×220 ×21.1mm、1.39kg |
OS | Windows 10 Pro |
その他 | 日本語キーボード |
「LHMZNIY A9、14.1型 Celeron 3867Uにして、RAM 16GB,Win 10 Pro,SSD 1TB選択可能な変則PCの概要」の記事と記載が重複しますが、CPUのCeleron 3867Uは私が所有する以下のXIDU Tour Proにも搭載されており、その体感レスポンスはGemini Lake N4100水準。どれほどのレスポンスかと言えば、Webサイト閲覧やサイト記事の編集程度ではストレスなく使用できます。
▼特筆すべきは、2280サイズのM.2 SSDのほか、2.5インチのSSDも搭載可能であること。15.6インチでは同仕様のPCも多いのですが、14.1インチとなると貴重な存在。デフォルトでは64GB eMMCですが、eMMCはオンボードのため、ストレージはトリプル仕様も可能とのことでしょうか(リリースから数ヵ月経過しているため、私が確認すればよいのですが)。
外観と機能性
外観については質感を全面に出すものではなく、日本の直販メーカー的なものです。想像ですが、企画は日本、製造は中国で行っているような感覚です。
▼ディスプレイのベゼル幅は、やや細めのスタイル。
▼英数・かな切替も備えた日本語キーボードで安心(私は英語キーボードが好みですが)。
▲イメージ画像ではタッチパッドの模様が気になっていたのですが、一つ上の画像のとおり、実機はボディ同色のブラックで安心。
▼天板はロゴがなくスッキリと。材質はプラスチックですね。
▼両サイドのUSBにHDMIの他、14.1インチで有線LANポートも備えているのは、さすがに国内仕様と言ったところか。
まとめ
2019年8月にリリースの製品を今さらながらに紹介しましたが、14.1インチでありながら、M.2 SSDとSATA SSD(HDD)ポートを持つ意欲作。メモリ 8GBあるとさらによいのですが、メモリ 4GBでもGoogle Chromeの仕様程度では何とかなります。安価な中国ブランドのPCをメインに紹介している当サイトですが、このように国内販売の格安機もよいものです。
▼ストレージの容量により価格は異なりますが、最安構成は32,000円あたりから。中国ブランドの製品にも負けないコスパ度です。
コメント