Boot Campのエラー事例と、Boot Campを削除し macOS領域に統合する手順 | Win And I net

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Boot Campのエラー事例と、Boot Campを削除し macOS領域に統合する手順

インテル Macにて macOSとWindowsのデュアルブートで活用できる「Boot Camp」。私はこれまで5台のMacでBoot Campによる Windows 10を導入、あるいは導入を試みましたが、エラーやCPUが高温になり実用的ではない事例が生じています。そこで今回は、私の「Boot Campのエラー事例」と、「Boot Campのパーティション・Windows領域を削除し、macOS領域に統合する手順」について記載します。

参考、Boot Camp 私のエラー事例

これまで、5台のMacでBoot CampによるWindowsを導入、あるいは導入を試みましたが、参考までに Boot Campの私のエラー事例をを掲載します。

Windows 10から11に更新、10へ戻すと起動エラー

詳細は以下の記事に記載していますが、「MacBook Pro 15 Retina Late 2013」のBoot Camp / Windows 10を11に更新したところ、Chromeがフリーズするために Windows 10に復元を試みました。ところが、Windows 10の起動エラーとなり復旧できず(事例としては、トップ下の画像にある「自動修復」から修復できず)。

このため、今回 Boot CampのWindows領域を削除し、あらためて Boot Camp / Windows 10を再インストールしました。

MacBook Pro 15のBoot CampをWindows 10から11に更新するも、Chromeのフリーズが頻発
Boot Cmapにより Windows 10を導入していた「MacBook Pro 15 Retina Late 2013」ですが、Windows 11のシステム要件チェックを回避し(MacBook Pro 15 Retina Late ...

Windows 10のインストールプロセスでフリーズ

通常のBoot Campの手法では Windows 10を導入できない 古いMacにおいて、以下のプロセスで Widnows 10を導入、あるは導入を試しています。

  • 「ディスクユーティリティ」にて、Windows用のパーティションを設定
  • Macにて、ダウンロード・作成した Windows 10 インストールメディアを起動し、上記のWindows用のパーティションにインストール
  • Boot CampのWindows サポートソフトウェアをダウンロードし実行。音声などの環境設定を実施。

 

上記の手順にて、iMac 27インチ Mid 2010ではBoot Camp / Windows 10を導入できました。導入できましたが不安定です。一方、MacBook Pro 17インチ Mid 2010では、途中までは正常にインストールプロセスが進捗するものの、自動再起動となったところで、上の写真のWindows マークのところでフリーズ。すでに10回以上試していますが、Windows マークが非表示・ブラックアウトすることもあり、おそらくGPU関連でのエラーかと思います。

上記エラーの検証のため、何度もBoot CampのWindows領域を削除を繰り返しています。

CPUが高温となり、実用的ではない

こちらはBoot Campのエラーではなく、Boot Campが実用的ではない事例です。以下の記事に掲載していますが、MacBook Air 11 Mid 2011では CPU温度が100℃を超えるケースもあり、実用に耐えるものではありません。

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また、MacBookの2010 / 2011モデルあたりは、GPUの半田クラックの端末も多いのですが、以前、MacBook Air 11 Mid 2011の起動エラー(画面の縞模様)で対応していた際(最終的には自分でマザーボードを交換)、修理を見積もってもらった修理業者によると「Boot Campによる高温も半田クラックの一因」とありました。

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Boot CampのWindows領域を削除する手順

上記のエラーに対応するため、10回以上はBoot CampのWindows領域を削除していますが、以下のBoot Campに組み込まれている手順により、確実に対応できており、macOS側への影響もありません。

 

▼macOSとWindowsの領域を均等にしている場合など、削除する領域を間違えないよう、事前にディスクユーティリティにて Boot Campの領域を確認しましょう。

 

▼「Launchpad」を開き、「Boot Camp アシスタント」を選択します。

 

▼「Boot Camp アシスタント」の初期画面ですが、右下の「続ける」を押下します。

 

▼Windows 10のBoot Campに対応しているMacでは「Windows 10またはそれ以降のバージョンを削除」を選択し、右下の「続ける」を押下します。なお、古いMacでWindows 10を導入している場合には「Windows 7 または Windows 8を削除」の項目となります。

 

 

▼Windowsの領域は完全に削除となり、再度 Boot Campを利用する場合には Windowsを再インストールとなります。Boot Campの領域などを確認後に右下の「復元」を押下します。Windowsの領域はmacOSの領域に統合されることとなります。

 

▼古いMac(私の事例では MacBook Pro 17 Mid 2010)では以下の画面となり、上の画像とはレイアウトが異なります。

 

▼Windowsのパーティションの削除中(Boot Campを削除中)。

 

▼「パーティションが削除されました」の画面表示で完了です。右下の「終了」を押下します。

 

▼「ディスクユーティリティ」で確認の、Boot Campの削除前後です。2つめの画像のとおり、Boot Campが削除され、macOSに統合・復元されています。

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