アイリスオーヤマより、8インチのAndroidタブレットが4製品 販売されていますが、今回紹介の製品はシリーズ中のハイエンドとなる、Helio G99を搭載するタブレット(モデル名 TM08E2W74-AZ1B)です。
LTEに未対応のWiFi モデル、物理メモリ 4GBにストレージ 128GBと、他の中国ブランドの製品と比較すると、スペックと機能は多少控えめであるものの、国内ブランドの安心感があります。
スペック
スペックは下表ですが、Amazonの製品情報で確認できない事項として以下があります。
- 背面の材質(金属製、あるいは樹脂製)
- ストレージの種類(eMMC、あるはUFS)
- Netfilixにおける Widevine L1(動画を高画質再生可能)への対応
- 急速充電の程度(18Wなどの表記)
- シングルスピーカー あるいはデュアルスピーカーの別
なお、冒頭に同社は8インチのタブレットを4製品展開と記載しましたが、Android 13と仕様が古い製品も混在していることに注意が必要です。本製品は、Helio G99にAndroid 15と、今でも他のブランドからも販売されている仕様です。
CPU | Helio G99、8コア |
メモリ | 物理メモリ 4GB +ストレージから12GBまて拡張可能 |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 8インチ、IPS、解像度 1920 x 1200 |
WiFi、Bluetooth | 11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
LTE | 未対応 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 5百万画素 |
バッテリー容量 | 4000mAh 急速充電に対応、充電ポートは USB Type-C |
サイズ、重さ | 211.3 x 126.3 × 9.3mm、380g |
OS | Android 15 |
その他 | Widevine L1に対応 |
▼中国ブランドのタブレットは、メモリ搭載量を物理メモリ + 拡張メモリの合計で表示することが多いのですが、当端末では以下の拡張メモリの留意事項の表記があり 好感が持てます。
本機能はストレージ容量を消費します。また、実際の動作速度はメインメモリ(物理メモリ)と比較して低下する場合があります。
ALLDOCUBE iPlay 50 Mini Pro NFE レビュー、Helio G99 / UFS 2.2の快適レスポンス、NetflixのWidevine L1対応により 更に充実度アップ
▲▼古い製品ですが、上の記事他にて、Helio G99を搭載する8インチクラスのタブレットを実機レビューしています。このなか、実機で計測のAnTuTu ベンチマークとGeekbench 6のスコアは以下です。AnTuTu ベンチスコアは約40万となり、ブラウザや動画視聴、SNSや買物関連のアプリなどは サクサクと動作します。
▼Helio G99を搭載する、多くの他の8インチクラスのタブレットと同様に、液晶の解像度は 1920 x 1200。動画配信サイトの動画を高画質再生可能な「Widevine L1」に対応と明記されていますが、Netflixにも対応との記載がなく、NetflixはWidevine L3のSD画質の可能性があります。
▼同社の下位の製品の以下の画像では 2スピーカーであることが明記されていますが、本製品には記載がなく、シングルスピーカーの可能性があります。
▲▼イメージ画像を見る範囲では、以下の前述のALLDOCUBE 8.4インチタブレットと比較すると、上下のベゼル幅が太いように感じます。
まとめ
2025年8月19日現在のAmazon タイムセール価格は 23,800円。ALLDOCUBE、HeadwolfなどのHelio G99を搭載する8.4インチタブレットと比較すると、LTEに未対応であること、背面の材質・スピーカー数・NetflixのWidevine L1への対応に明記がないことを考慮すると、やや厳しいように感じます。
▼こちらは Helio G99、8.4インチ 2.5K 解像度の「Alphawolf APad2」。ストレージは 256GB、LTEに対応でありつつも、LUCAより低価格です。
Alphawolf APad2、Helio G99 / 2.5K 解像度の8.4型タブレットが 19,999円でセール販売。あらためてスペックを確認してみた
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