今回紹介する製品は、14インチにして約738gの軽量ノートPC「富士通 LIFEBOOK WU2/J」です。2024年12月に発売の製品ですが、CPUは旧世代のCore i5-1235Uを搭載していることもあり、同社の超軽量ノートとしては低価格で販売されています。
引用元・販売元
販売価格は、クーポン利用による公式ストアが割安ですが、Amazonのポイント還元込みの実質価格(13万円台半ば)では、Amazonが安くなります。
スペック
タイトル下、および上の画像で明らかですが、14インチの液晶は縦長のアスペクト比 16:10。私は自宅にて、同アスペクト比の14インチと16インチのPCを使用することが多いのですが、16:9の液晶と比較すると縦の表示領域が大きく、記事の編集などで重宝します。
▼メモリ 8GB モデルも販売されていますが、下表はメモリ 16GB モデルです。
CPU | Core i5-1235U、10コア(Pコア 2、Eコア 8) 12スレッド |
GPU | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | LPDDR5-5200 16GB オンボード |
ストレージ | M.2 PCIe GEn 4 SSD 256GB |
ディスプレイ | 14インチ、解像度 1920 x 1200、非光沢 |
WiFi | WiFi 6E対応、11ax/ac/a/b/g/n準拠 |
Bluetooth | 5.3 |
ポート類 | USB Type-C(PD,DP,Alt モード対応) x 2、USB-A 3.2 Gen 1 x 2、HDMI、有線LAN |
サイズ | 308.8 x 209 x 15.8~17.3mm、約738g |
OS | Windows 11 Home |
その他 | 電源ボタン兼指紋センサー
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Core i5-1235Uのベンチマークスコアの指標は以下です。
- CINEBENCH R23のスコアは、シングルコア 1,675、マルチコア 7,589
- Geekbench 5のスコアは、シングルコア 1,632、マルチコア 7,190
PC 実機で計測、Geekbench CPU ベンチマークスコアの一覧、サクサクと動作するスコアの指標
上の記事にて、これまで実機レビューしたPCのGeekbench 5のスコアを一覧化しています。このなか、体感レスポンスに直結するシングルコアのスコアは、Core i5-13500HやCore Ultra 5 125H、デスクトップ向けのAMD Ryzen 7 5700Xと同水準。在宅勤務や動画視聴などの普段使いでは サクサクと動作します。
▼左サイド②のUSB Type-C ポートは2つとも、PD,DP,Alt モードに対応し、給電・充電・外部モニターへの映像出力に対応しています。また、PD対応の外部モニターとケーブル 1本の接続で、PCへの給電・充電とモニターへの映像出力を行うことができます。RJ45 有線LAN ポートも備えていますが、富士通の軽量ノートでは ポート類がフル装備であることも特徴となります。
▼筐体は、フロストグレー、ピクトブラック、シルバーホワイトの3色展開です。個人的な好みでは、キーボードのキーと刻印が明瞭なピクトブラック。ただし、フロストグレーとシルバーホワイトはバックライト付きのキーボードであり、細かいところも考慮されています。
なお、会社では同社の超軽量ノートとして、13.3インチを2世代 継続して、自宅では 2017年のかなり古いモデルを使用していますが、ブラックの場合にも油脂の付着が少ない感覚であり、本製品も同様と思われます。
▲▼タッチパッドは2クリックボタン式。下の画像のように、かな表記なしのキーボード、小指でタイプするキーは軽いキーとするなど、実用面でよく考慮されたキーボードです。会社では同社の同世代の13.3インチ 軽量ノートを使用していますが、ストロークは浅めながらも確実なタイピングがあり、本製品も同様かと思います。
まとめ
2024年12月の発売と新しい製品ではありませんが、今更ながらに販売情報が目に留まり 簡易的な記事としました。14インチにして 約738gと超軽量、キーボード・タッチパッドのデザインは、富士通の伝統とも言うべきスタイルですが、かな表記なしのキーボード・2段階の重さのキーなど、実用面でよく考えられいます。
また、CPUは旧世代のCore i5-1235Uとなりますが、普段使いでは上位機と遜色なく動作することも含めて、おすすめの14インチノートの一つです。
引用元・販売元
販売価格は、クーポン利用による公式ストアが割安ですが、Amazonのポイント還元込みの実質価格(13万円台半ば)では、Amazonが安くなります。
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