従来の13.3インチから 14インチ アスペクト比 16 : 10となったLIFEBOOK UHシリーズの「LIFEBOOK WU2/H1」。重量は約758g~と、13.3インチの従来モデルと比較しても 約20gほどの微増にとどまっています。世界最軽量モデル 約689g~の「WU-X/H1」は、バッテリー容量を変更できないこともあり、今回は「WU2/H1」の概要を記載します。
私は13.3インチLIFEBOOK(法人モデル)のうち、会社ではU938、自宅ではU937/Rの古い製品を使用していますが、700g台の軽さはオフィス内や部屋内移動においても便利です。ただし、16 : 9のワイドパネルでは、ExcelやWeb サイトの縦の領域に難がありましたが、「LIFEBOOK WU2/H1」は、16 : 10のアスペクト比となったことにより、少なからず効率化に貢献します(そろそろ、会社のPCを変更してもらえないかとの願望)。
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モデルによる仕様の相違について
富士通 WEB MARTでは、最初にモデルを選択しカスタマイズするしくみになっていますが、モデル(赤文字はモデル名)により、仕様・カスタマイズできる範囲が異なるため、注意が必要です(下の画像は2023年6月18日現在の選択肢)。
「仕様・カスタマイズできる範囲が異なる」の事例として、本記事で記載のモデルは先頭の「軽量ノートPC」の「WU2/H1」ですが、バッテリーを64Whの大容量モデルにカスタマイズできる一方、「世界最軽量ノートPC」の「WU-X/H1」では64Whのバッテリーにカスタマイズできません。なお、「WU2/H1」の最小構成ではオンボードメモリは4GBとなり、少なくとも8GBにカスタマイズした方が無難です。
▼なお、富士通 WEBMARTにアカウント登録した場合、5%オフのクーポンが付与され、下の5,000円オフクーポンと併用することができます。
LIFEBOOK WU2/H1、おすすめ構成のスペック
最小構成では、メモリ 4GB オンボード(空きスロットがなく、交換・増設不可)、25Whのバッテリーですが、黄色網掛けの8GB / 64Whのバッテリーにカスタマイズしています。
この構成での価格は税込 141,700円ですが、前述のとおり、富士通 WEB MARTのアカウント登録によるクーポン適用により 5%オフ、さらに5,000円オフクーポンを適用できます。
CPU | Core i3-1315U(Core i5-1335U) |
GPU | Intel UHD Graphics(Core i5-1335Uでは Iris Xe Graphics) |
メモリ | 8GB LPDDR5 オンボード(4GB/16GB/32GB) |
ストレージ | 256GB PCIe SSD(512GB/1TB/2TB) |
ディスプレイ | 14インチ、解像度 1920 x 1200、非光沢 |
WiFi | Wi-Fi 6E対応、11ax/ac/a/b/g/n |
Bluetooth | 5.1 |
ポート類 | USB 3.2 Gen2 Type-C x 2(USB PD / DP Alt対応)、USB 3.2 Gen1 Type-A x 2、HDMI、有線LAN、microSDカードスロット |
バッテリー | 64Wh(25Wh) |
サイズ | 308.8 × 209 × 15.8~17.3mm |
重さ | 約868g~(64Wh バッテリー)、約758g~(25Wh バッテリー) |
OS | Windows 11 Home |
その他 | 指紋センサー搭載、ステレオスピーカー |
スペックの補足は以下です。
- 最小構成のCPUは 6コア(Pコア 2個 Eコア 4個)8スレッドのCore i3-1315Uですが、10コア(Pコア 2個 Eコア 8個)12スレッドのCore i5-1335Uに変更することができます。ただし、Core i3-1315U / 4GBメモリの最小構成から +23,000円(メモリ 8GB時)となります。
- Core i3-1315Uの(統合型)GPUはIntel UHD Graphics、Core i5-1335UではIntel Iris Xe Graphics。両者のGPUのパフォーマンスはそれなりに異なるため、コスト面で余裕がある場合には Core i5-1335Uへの変更をおすすめします。ただし、オフィス用途では、Core i3-1315Uで十分です。
- バッテリーは 最小構成の25Whと64Whでは、駆動時間が大きく異なります。JEITA 2.0の条件では 25Whが約11時間、64Whが約29.5時間。実際には1/3~1/4程度ですが、25Whでモバイルを行うには、あるいは数年間利用の劣化を考慮すると厳しいです。
- バッテリー容量 25Whの場合は重さ 約758g~ですが、64Whの場合には約868g~となります。
- 繰り返しとなりますが、メモリはオンボードとなり、空きスロットもないことに注意です。
- USB4ポートは搭載していませんが、2つのUSB-CポートはPDとDisplayPort Altに対応していますので、充電、外部ディスプレイとの接続(ディスプレイがUSB-CのPDに対応している場合には、映像出力とLIFEBOOKへの給電が可能)の機能面では充足しています。
▼天板はカーボン素材(東レ製)、その他はマグネシウム製となり軽量化に貢献。天板のロゴは、従来モデルの天板中央から左下に変更され、一層 目立たなくなりました。
▲▼標準構成のキーボードは「かな表記なし」となり、すっきりとしています。私は会社ではLIFEBOOK U938のCeleronモデル、自宅では以下のU937/Rを使用していますが、キーの配置・タッチパッドの2クリックボタンなど、従来から大きな変更はありません。おそらく、タイピング感も同じかと思いますが、浅めのストロークながらも しっかりとした打鍵感で確実かつリズミカルにタイピングできます。
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▼13.3インチモデルでもベゼル幅は狭いのですが、14インチ化、16 : 10のアスペクト比により 従来モデルよりも狭いベゼル幅となっているようです。MacBookのアスペクト比 3 : 2ほどではありませんが、16 : 9よりも縦の表示領域が広いため、Web サイトやオフィスソフトでの効率化に貢献します。
まとめ
インテル 第13代 Coreを搭載し、14インチ・アスペクト比 16 : 10となったことにより、ますます使いやすくなった LIFEBOOK UHシリーズの「WU2/H1」。超軽量であることからも、ビジネスや学生さんの利用においても活用できます。
冒頭・文中に記載のとおり、会社では法人モデルのU938 Celeronモデルを使用していますが(社員に一律配布)、大量データを扱ううえでは非力・16 : 9のアスペクト比でもあり、「WU2/H1」に置き換わると大きく効率化に貢献できることか。
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