GeaarBestで9製品を展開中(2020年2月3日時点)のLHMZNIYのノートPC。先日、Core i3-5005Uを搭載の15.6インチノート(Core i3-5005U搭載の15.6インチ 金属製ノートが約4万円。コスパ高なLHMZNIY社のWin 10 PC」を紹介しましたが、もう一つ魅力的な製品が、14.1インチのLHMZNIY A9。CPUにCeleron 3867Uを搭載する製品は複数あるものの、このクラスにしてメモリは16GB、さらにはWindows 10 Proを搭載です。多少、アンバランス感もあるのですが、今回はこのLHMZNIY A9の概要を記載します。
LHMZNIY A9のスペック
上の画像では「GAME」とありますが、そのスペックからゲーミングマシンではなく、ベゼル幅の狭さをアピールするもの。ベゼル幅の明記はないのですが、画面占有率は90%とあります。
当製品のスペックは以下となりますが、混乱を招くのが、ディスプレイがTNパネルかIPSパネルか曖昧なこと。私はこれまで、TNパネルとの認識で(イメージ画像やGearBestのスペックではTNパネルとの記載あり)搭載を見送っていたのですが、後段の画像ではIPSパネルとあります。ここでは、保守的にTNパネルとして扱います。
CPU | Intel Celeron 3867U |
GPU | Intel HD Graphics 610 |
メモリ | 16GB DDR3 |
ストレージ | 128GB、256GB、512GB、1TBから選択 |
ディスプレイ | 14.1インチ、TNパネル、解像度 1920 x 1080 |
WiFi | 11a/ac/b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
ポート類 | USB 3.0 x 2、Mini HDMI |
サイズ | 36 x 24 x 2.5cm、1.4kg |
OS | Windows 10 Pro |
その他 | 金属製ボディ、バックライト付きキーボード |
※ 2020年2月3日時点のGearBestページでは、1TBのストレージは選択できなくなっています。
本製品の最大の特徴となるメモリ 16GBとWindows 10 Pro以外では、CPUのCeleron 3867Uがポイント。私は同CPUを搭載する製品としては、以下のXIDU Tour Proを所有していますが、ベンチマークはGemini Lake N4100とApollo Lake N3450の中間程度、体感レスポンスはN4100と同水準。Webサイト閲覧やオフィスソフトでは遅さを感じずに操作できます。
本製品のように、エントリークラスのPCでメモリ 16GBとWindows 10 Proが必要かとの想いはあるものの、128GB SSD版のGearBest価格 329.00ドルをみると、それほど価格に反映しているようにも思えないため、このように一部のスペックを強化しての販売もありでしょう。
外観と機能性
本製品に限らずですが、個人的に気になるのがキーボードの印字の視認性。以下で掲載のJumper EZBook X4 / X4 Proも同様にシルバーのキーと同系色の印字であり視認性がよくないために懸念。
▲▼上の画像はTNパネル、下はIPSパネルとあります。混乱を招くのですが、イメージ画像に堂々と記載しているTNパネルが正解でしょう。ただし、後段の実機動画では意外に視野角が広いようにも感じ、気にする必要がないかも。
▼ポート類は、USB 3.0 x 2にMini HDMI。サイドの造り込みや、2018年以降の他製品の傾向からはAll Metalとしつつもキーボード面はプラスチック製かと思います。ただし、最近の製品はプラスチック製か金属製が区別がつかない製品も多く、個人的にはこだわるところではありません。
▼こちらの画像は15.6インチ Core i3-5005Uの製品ですが、A9も同様にWebカメラはヒンジ部分に備わっています。
▲こちらはGearBestの販促動画ですが、動画を見ての気づきなどは以下。
- 90%とする画面占有率のとおり、ディスプレイ左右と上のベゼル幅はかなり狭くスタイリッシュ。
- キーボードのベゼルもかなり狭い。
- TNパネルとしながらも、左右の視野角はそれほど狭くはない。ただし、上からの映像ではやや白さが目立つ。
- 天板のロゴは、BMAXと比較すると控えめで好印象。
- やはり、キーボードの印字の視認性はよくないかも。
まとめ
最近の傾向を踏まえた、ディスプレイとキーボードのベゼル幅が狭く、スタイリッシュに仕上がっている14.1インチのLHMZNIY A9。メモリ 16GBとWindows 10 Proを搭載することが大きな特徴ですが、私の気がかりな点は、やはりTNパネルとキーの印字の視認性。動画を見る限りでは、TNパネルにしては視野角広めに見えますが、キーボードについては、動画をしっかり確認する必要がありそうです。
▼2020年2月3日時点のGearBestでの価格は329.99ドル。Gemini Lake N4100相当のCeleron 3867U、メモリ 16GB、Windows 10 Pro搭載機としては、価格は抑えられいます。
▼こちらはAmazonでも販売開始となった 15.6インチのPro版ですが、やや割高に感じます。
▲▼A9 ProのAmazonと同仕様のGearBestの価格は414.99ドル、3/8時点の日本円換算は46,479 円
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