Lenovoより、CPUにAlder Lake N100を搭載する 23.8インチのオールインワンPC「A100」が発売となりました。メモリ 16GB、SSD 256GBを内蔵し、USB マウスとキーボードが付属しています。
オールインワンですので、別途機器を用意する必要がなく、周辺機器も含めた全体での省スペース化を図ることができます。
Lenovo A100のスペック
CPU / メモリ / SSDの基本スペックは、Alder Lake N100としては標準的なもの。上の画像のとおり、背面がスッキリしていることも特徴の一つです。
CPU | Alder Lake N100 |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 16GB DDR4 3200MHz オンボード |
ストレージ | 256 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 |
ディスプレイ | 23.8インチ、IPS、光沢なし、99%sRGB、解像度 FHD 1920 x 1080、輝度 250nit、100Hz リフレッシュレート |
WiFi | WiFi 6E対応 (11ax/ac/a/b/g/n準拠) |
Bluetooth | 対応 |
ポート類 | USB-A 3.2 Gen2 x 2、USB-A 2.0 x 2、有線LAN、コンボジャック |
サイズ | 奥行 18.5cm |
OS | Windows 11 Home |
その他 | USB マウス・キーボード付属、720p HDカメラ、Office 未搭載 |
Alder Lake N100の実力は もはや記載不要とも思いますが、以下の記事などで実機レビューしています。2018年頃に発売のハイエンド寄りのノートPCに搭載の Core i5 8250U / 8350Uと同水準のベンチマークスコアと体感レスポンスとなり、在宅勤務などの普段使いでは遅さを感じることなく動作します。
GEEKOM AIR12 Lite 実機レビュー、Alder Lake N100 搭載のミニPC、スチール製フレームなどの作りの良さは上位機並み
SkyBarium T-BOX Pro、N100 ミニPC 実機レビュー。73mm幅の超小型、Alt モード USB-Cを装備、コンパクトさ、機能ともにおすすめ
▼USB-Cを未装備ですが、USB-Aを4ポート搭載し、拡張性は十分です。なお、スタンドは -5°から 25°まで調整可能です。
その他のスペックへのコメントは以下です。
- メモリ 16GBはよいのですが、SSDは256GBのほか、512GBのモデルもあるとよかったかも。
- 23.8インチの液晶の明るさ(250 nit)は一般的ですが、99%sRGBの広い色域であり、写真などの色の再現性は高いです。
- 付属するUSB マウスとキーボードは有線式。テンキー付きのキーボードはかなり大きいため(現在、他のLenovo PCのレビューで使用中)、お手持ちのワイヤレスなどがよいとの認識です。
- Alder Lake N100のミニPCは2万円前後からの販売、24インチ FHDモニターは1万円台で販売されています。本製品の2024年12月15日現在の価格 59,840円は やや割高に感じますが、オールインワン・省スペース化のメリットがあります。
引用元・販売元
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