ピュアなAndoridを搭載するスマートウォッチ「KOSPET Prime」が、「KOSPEST Prime 2」へとスペックアップし販売されています。スクリーンは1.6インチから2.1インチに大型化、CPUも4コアから8コアのHelio P22に、バッテリーは1260mAhから1600mAhへ大幅スペックアップ。
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KOSPET Prime 2のスペックと特徴
最初に留意事項を記載します。LTE対応のKOSPET Prime / Prime 2ですが、使い勝手に大きく影響するのが、Bluetoothでの連携となるスマホアプリ。Primeは「WiiWatch」、Prime 2は以下の「WiiWear」を利用しますが、PrimeのWiiWatchではBluetoothの接続切れや、SNSの通知すら難ありな状況です。WiiWearは未確認ですが、アプリの良し悪しで使い勝手が異なります。
さて、Prime 2のスペックは以下となります。
CPU | Helio P22、8コア |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
スクリーン | 2.1インチ、解像度 480 x 480、IPS パネル |
フロントカメラ | 13百万画素、イメージセンサーはSONY IMX214、90°回転機構 |
WiFi | 11a/b/g/n |
Bluetooh | 4.0 |
スマホ 対応OS | iOS 9.0以上、 Android 5.1以上 |
SIM | Nano SIM |
バッテリー | 1600mAh |
サイズ | ダイヤル径 60mm、厚み 17.4mm |
OS | Android 10 |
その他 | 顔認証、Google Play対応 |
▲2.1インチ、ダイヤル径 60mmとなるとその大きさは強烈。ダイヤル径 50.8mm・1.6インチのPrimeの場合にも、腕の露出する夏場は人目につくのが恥ずかしいのですが、覚悟する必要がありそうです。
▲90°の回転機構のあるフロントカメラ。顔認証も可能ですが、、腕を上げてスクリーンオンの機能で十分とも思います。
▼フロントカメラのイメージセンサーは、SONY IMX214。「OnePlusと同じ」とありますが、OnePlusのどの旧製品と同じであるのかは未確認。
▲バッテリー容量は、Primeの1260mAhから1600mAhに増量です。通常利用で36時間、ライトユースで48時間のバッテリー持ちとあります。スマートウォッチとしてみた場合には物足りず(ピュアなAndroid ベースのためにやむを得ず)。スマートウォッチで普通に使用する場合には、(以下で実機レビューの)バッテリー持ちのよい AmazfitやHuaweiの製品をおすすめします。
▼CPUにHelio P22を搭載するスマホとしては、(古い製品ですが)以下のCUBOT Max 2があります。スマホとしては厳しいスペックですが、スマートウォッチとしては十分。下位のCPUを採用する従来版のPrimeも、ホーム画面や設定画面はサクサクと心地よく動作します。
▲円形のスマートウォッチでは、Google Play アプリをインストールしても、アプリの端にあるショートカット(アイコン)を押下できないこともあり、注意が必要です。
まとめ
1.6インチから2.2インチ、4コアのCPUから8コアへとスペックアップした「KOSPET Prime 2」。私のKOSPETの使用感としては、(バッテリーが増量となった Prime 2ですが)バッテリーを毎日 充電する必要もあり、スマートウォッチとしての実用性には疑問。ピュアなAndroidベースの、スマートウォッチとしては高スペックな製品を試してみたい方向けの製品との認識です。
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