ハイエンド寄りのミニPCにおいて、私のおすすめの一つは インテル 第12世代のCore i9-12900HKを搭載する製品です。私が所有する製品では、ベンチマークソフトによっては Core i9-13900Hを上回ることもあります。
同CPUを搭載するミニPCは複数ブランドから販売されていますが、今回紹介の「KOOSMILE」の製品は、上の画像のように天板にシステムモニターを搭載し、CPU温度などを表示することができます。
2025年9月27日現在のAmazon 価格はメモリ 32GB、SSD 1TBのモデルが59,999円と、他社製品よりも低価格での販売です。
スペック
天板のシステムモニターは、CPU情報の場合は 動作クロック・使用率・CPU温度を表示することができます。その他の情報としては、ネットワーク、メモリとSSDの使用率など。私はこれらの情報を以下のフリーソフト「HWiNFO」で確認するのが多いのですが、ステップを減らして効率的に確認可能です。
HWiNFOの使い方、Windows PCのデバイス詳細情報やCPU温度など、導入必須のフリーソフト。投稿数 約4万件のフォーラムも充実
▼標準装備のSSDは PCIe 4.0ではなく PCIe 3.0となります。
CPU | 第12世代 Core i9-12900HK、14コア 20スレッド、最大 5.0GHz |
GPU | Intel Iris Xe |
メモリ | DDR4-3200 32GB(16GB x 2) |
ストレージ | M.2 2280 PCIe 3.0 SSD 1TB |
WiFi | WiFi6対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB-C フル機能、USB A 3.0 x 2、USB-A 2.0 x 2、HDMI、DisplyPort、有線LAN |
サイズ | 131 x 112 x 53mm |
OS | Windows 11 Pro |
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▲▼Core i9-12900HKを搭載するミニPCは、上の記事にて実機レビューしています。下の画像は「MINISFORUM NAB9」で計測のGeekbench 5とCINEBENCH R23のスコアですが、CINEBENC R23 マルチコアのスコアは、同じく14コア 20スレッドのCore i9-13900Hのスコアを上回ります。
もちろん、これほどのスコアがあれば、在宅勤務などではキビキビと動作し、シングルコアのスコアが2,000前後の上位のPCと同水準の体感レスポンスです。
▼前面にフル機能をUSB Type-Cを備え、映像出力はUSB TYpe-C / HDMI / DPの3系統です。なお、RJ-45 有線LANは2.5Gbpsではなく1Gbpsです。
▼DDR4 メモリは2スロットですが、M.2 PCIe SSDは1スロットのため増設不可です。なお、前述のとおり、標準装備のM.2 1TB SSDは PCIe 4.0ではなく3.0です。明記されていませんが、SSD スロットは PCIe 4.0に対応していると思われます。
価格情報
2025年9月27日現在のAmazon 価格は 59,999円。他のCore i9-12900HK、メモリ 32GB、SSD 1TBのミニPCの価格をあらためて確認したところ、65,983円が最安。今回紹介の製品は、PCIe 3.0のSSDであることを考慮しても、システムモニター付きであることも含めて割安です。
▼こちらは上記で引用の、他の最安クラス・同スペックのミニPCです。
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