2016年1月8日にWindows 10 mobile スマホであるFreetel KATANA02を購入し、4ヶ月経過しましたが、これまで、当ブログまたは他ブログにて、KATANA02あるいはWindows 10 mobileの記事を複数掲載しました。今回は、これらをとりまとめて、ポイントのみを整理しつつの「4カ月使用後の再レビュー」です。
KATANA02単体での使用感をポイント整理
4カ月使用後も、以下のリンク先の購入直後の印象と変わりはありませんが、再度 KATANA02単体での使用感をポイント整理します。
(過去記事で掲載の、Every Phone / Katana02のスペック比較)
- ホーム画面、メニュー・設定画面での画面遷移・レスポンスは快適。KATANA01や他のメモリ1GB搭載(KATANA02は2GB搭載)にありがちなモッサリ感はありません。強いて言えば、Windows自体の影響か、KATANA02単体によるものか識別できないものの、設定画面でのレスポンスがワンテンポ遅れることが、稀にあるように感じます。
- 画面は普通に綺麗です。私のメインスマホであるHuawei honor 6 Plusと比較しても、画像が粗い・色調がわるいと感じることはありません。色調としては、やや淡泊・あっさりとしたものですが、Nexus 5をさらに淡泊にしたような印象です(わるい意味での淡泊ではなく、原画像を鮮やかにするなどの手を加えていないという意味合い)
- バッテリー消費について、こちらはWindows 10 mobileの評価となりますが、Androidと異なり、初期設定でプレインストールアプリやキャリア独自の設定がないため(プレインストールアプリを入れようにも、アプリがない)、購入直後に大幅な設定の見直しをする必要もなく、購入直後からバッテリー消費は少ないです。特に待機時は、ほとんどバッテリーを消費していません(ただし、「Windows 10 mobile、バッテリー節約のために行うべき3つのシステム設定」で記載の対応をしています)。
- サイズ感は普通の5インチスマホ。ただし、上記のスペック表のとおり、5.5インチのEvery Phoneよりも約20gも重たく、同じ5インチであるNexus 5と比較すると、確かにズッシリ感を感じます。
Windows 10 mobileの使用感をポイント整理
使用感などのポイントのみを記載すると以下となります。
- ホーム画面の機能は、iOS・Androidより後発なだけに、使い勝手をよく検証し、うまくまとまっているイメージ。例えば、起動中のアプリの消去・画面表示の縮小(下段への引き下げ)・スワイプによる設定画面の表示など。
- アプリの少なさは致命的。Googleアプリは「Google検索」以外は何もない状態。Youtubeアプリは単にWebサイトのリンクだったりします。Win 10 スマホの普及に伴うアプリの充実に期待します。
- Microsoftアプリについては、wordしか試していませんが、こちらはさすがによくできています。ちょっとした編集をスマホで行う程度でしたら十分です。
- 特筆すべきは、ブラウザーであるedgeの滑らかさ・レスポンスのよさ。AndroidのGoogle Chromeとは比較にならない滑らかさであり、タブを20個程度開いていても、edgeのレスポンスは変わりません。イメージ的にはPDFファイルをみているような感覚です。ただし、唯一の難点が、スマホサイト側がedgeに対応していないものが多くあること。パソコンサイトの閲覧を余儀なくされます。
- バッテリー持ちはよいです。アプリが少ないことと裏腹かもしれませんが、バックグランウドでアプリが起動・動作することもなく(少なく)、少なくともAndroid以上のバッテリー消費量の少なさです。
なお、KATANA02購入直後から4月初旬まで、edgeのお気に入りが、パソコン・スマホ間でできなかったのですが、パソコン側のOSが以下のバージョンに更新されたことで、同期できるようになりました。
▼パソコン側のWindows 10のバージョンを1511に更新することにより、パソコン・スマホ間のedge・お気に入りの同期がようやく可能となりました。
まとめ
KATANA02は安価なうえ、ディスプレイは5インチで視認性は十分、メモリは2GB搭載でレスポンスは上々であり、試しにWindows 10 スマホを使用する場合には最適です。
Windwos 10のOS自体については使い勝手もよく、概ね満足。やはり課題は、あらゆる大手サイト・個人ブログでも言及されているとおり、アプリの少なさですね。ここさえクリアできれば、私としてはWindows 10 スマホをメインスマホへの昇格も検討するのですが。
▼Win 10 スマホを、Android・iPhoneと同様の使い方をする場合には、利用局面が限定されるため、運用を諦めました。
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