Jumper EZBook S4、Gemini Lakeの14インチノートがリリース。スペックと特徴を確認してみた | Win And I net

Jumper EZBook S4、Gemini Lakeの14インチノートがリリース。スペックと特徴を確認してみた

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JumperよりGemini Lake N4100を搭載する新機種「EZBook S4」が新規リリースです。メモリ 4GB、ストレージは64GB eMMCに128GB SSDとそこまではよいのですが、14インチのディスプレイはTNパネルにプラスチックボディ。EZBook X4 IPSの廉価版の位置づけとなろうかと思われます。今回はこのJumper EZBook S4のスペックと特徴について記載します。

 

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Jumper EZBook S4のスペックと特徴

Jumper EZBook S4のスペックは以下となります。

  • CPU : Gemini Lake Celeron N4100
  • メモリ : 4GB
  • ストレージ : 64GB eMMC 版と128GB超のSSSD版の双方あり。
  • ディスプレイ : 14インチ、TNパネル、解像度 1920 × 1080、Jumperの傾向からするとノングレア液晶
  • ポート類は、USB 3.0、USB 2.0、Mini HDMI
  • サイズ : 328mm × 15mm × 215mm、重さ 1.25kg
  • バッテリー : 7.6V 3500mAh
  • WiFi : 802.11 ac
  • OS : Windows 10

 

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なお、上記の記事でレビューしたJumper EZBook X4との大きな相違としては以下があります。

  • S4のボディはプラスチック製
  • キーボードバックライトはなし(製品紹介に記載がないため、バックライトなしと思われる)
  • 背面からSSDスロットに容易にアクセスできず(小さな扉がない)

 

キーボードにおいては、EZBook X4のバックライト付のキーボードは透かし文字であるためか、バックライトを付けない場合には照明の角度によってキーの文字の視認性がかなりわるくなるのですが、S4のキーの文字の視認性はわるくないはず。

やはり、TNパネルであることが残念です。EZbook X4の発売時には、当初はTNパネル版を先行販売し、後日 IPSパネル版を販売した経緯もあり、IPSパネル版をリリースする可能性も高いと思われます。

では、画像に基づき補足です。

 

▼これまでのJumperの製品を踏襲し、アルミ調の塗装のボディです。全面プラスチックとなり、素材からは廉価版の位置付け。

▼こちらはEZBook X4の天板。詳細はEZBook X4 IPS版、実機の外観レビュー。EZBook 3シリーズから正当進化でより高い質感にを参照ください。

 

▼SSD搭載の場合には、底板からSSDスロットにアクセスできる小さな扉をつけることが多いのですが、S4にはありません。

 

▼EZBook X4と同様にシルバーのキーボード。X4ではバックライトをオンにしないと、照明の当たり具合によってはキーの視認性がわるいのですが、白に黒の印字、バックライトなしとなり、透かし文字ではないS4はその心配もなさそうです。

▲タッチパッドは最近の傾向からすると、それほど大きなサイズではないようです。また、キーの配置に変則的な箇所はありません。

 

▼こちらはEZBook X4のキーボード。

 

▼USB 2.0、3.0、Mini HDMIと一通り揃っています。Teclastの製品ではMicro HDMIであることが多いのですが、コード接続時のコードの安定性ではMini HDMIがよりよいものです。

ちなみに、EZBook 3 Pro / X4では電源は右サイドにあるのですが、S4では左サイドにあります。

Amazonでの販売情報への補足

2018年12月8日の追記となりますが、「海外通販サイトで大々的に売り出していないにもかかわらず、当記事へのアクセスが多いぞ」と思っていたところ、以下のとおりAmazonでも販売していたのですね。

 

ただし、Amazonの製品説明では一部情報不足のため、あらためて他のJumper製品との違いを記載します。そのあたりを認識されたうえで購入を検討すべきかと思います。

  • 他の多くのJumper製品、あるいはChuwi / Teclastなどの他の中国メーカーの製品がIPSパネルが主流であるのに対して、EZBook S4はTNパネルとなり視野角が狭くなります。
  • 上記と同様に多くの他の製品が全面アルミ製、あるいはキーボード面を除いてアルミ製であるのに対し、EZBook S4は全面プラスチック製。
  • SSDの交換の際には裏蓋を開ける必要があります。他の製品の多くは背面の扉からSSDスロットにアクセス可能です。

 

まとめ

Gemini Lake N4100に、メモリ 4GB、64GB eMMC / 128GB SSDであることは他製品と十分に対抗できるのですが、全面プラスチック製であること、TNパネルであることが惜しい。以下はAliExpressの製品情報ですが、価格はIPSパネルのEZBook X4と大きく変わらず、IPS版がリリースとなり、価格的にもEZBook X4と対抗できるか(やや安い価格で販売できるか)が売れ行きを左右するのではないでしょうか。

全般的なおすすめ度としては、この価格帯・Jumperの製品としてはEZBook X4が優位との判断です。

 

Jumper EZBook S4

 

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