上の写真はいづれも8インチのUMPCですが、左が国内販売のIRIE(FFF)の製品、右がMiniBookです。同型のスペック違い、同一製造元、あるいは同一パーツを使用の製品ですが、双方ともにバッテリー残量誤表示の不具合が発生する確率が高くなっています。
起動しなくなったMiniBookの代替として、中古で購入した IRIEの製品ですが、やはり バッテリー残量 誤表示の不具合を抱えていました。根本的な解決策はないのですが、現在の状況と一時的な対応について記載します。
バッテリー残量誤表示の現在の状況
私はバッテリー残量の誤表示あることを前提のうえで 中古を購入したため、ショックなどはありませんが、IRIE(FFF)の8インチ UMPCの購入を検討する場合(MiniBookはおそらく終売で、2021年11月3日時点では海外通販サイトで販売されていません)、同不具合が生じる可能性が高いことを十分に認識する必要があります。
私の場合、使い始めて 3日目で発症したのですが、中古で購入した製品であり、もともと同現象が発生していたものと思います。
新品、中古にせよ、販売元は同現象を発生する可能性がかなり高いこのを明記すべきだと思います。私は、この課題があるからこそ、安価で販売していると思っています。
▲バッテリー残量が 100%のまま進捗せず。実際には残量は減っているため、連続使用していない限り、ユーザーはバッテリー残量が少ないと思わず、突然 PCの電源が落ちたと勘違いする状況になります。また、しばらく100%のまま進捗せずに、突然 本来の残量が表示されることもあり、注意が必要です。
一時的な対応策
冒頭に記載のとおり、CHUWI MiniBookとIRIE(FFF)の製品は、スペック違いの同型となり、底板を開けて確認する範囲では内部の構成のパーツも同じです。ちなみに、上の写真は左がIRIEの製品、右がMiniBookです。
この現象への対応は、例えば CHUWI フォーラムとトピックスでも模索されていますが、根本的な解決策はありません。
ただし、一時的な対応としては以下があり、私はこれらで対応し「この製品はこんなもの」と、MiniBookの場合には約2年間、割り切って使用していした。また、私の場合には、残量表示の不具合よりも、通勤電車内での快適なタイピングの利便性が勝っており、これが文鎮化したMiniBookの代替として IRIEの製品を購入した最大の理由です。
- 底板は外し、バッテリーのケーブルを抜き差しする。
- バッテリーを使い切った後に充電を行う。
- スリープ時にバッテリーを消費しないよう、未使用時には電源をオフにする。
▼CHUWI MiniBookにおいて、バッテリーのケーブルを抜き差しすることにより対応した事例。現象の事例もこちらに詳しく掲載しています。
▼CPU、メモリはエントリー構成ですが、金属製ボディの8インチとしては異様に安価なUMPC。バッテリー残量表示の不具合を抱えているために安価(発売時より大幅に下落)だと認識しています。
▼過去記事を振り返ってみると、発売当初は約5万円となっていました。
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