家族のiPhone機種変更時に、電源ボタンが機能しないために、ソフトバンクでの下取り不可となったiPhone5。しばらく放置していたのですが、昨日アクティベーションを行い、私のお遊び端末に。この端末のiOSは9.2であったため、そのレスポンスはいかがなものか。手持ちのiPhone5 iOS 10.3.3を同時に操作を行い、そのレスポンスを比較してみました。
iPhone5、iOS 10.3.3とiOS 9.2のレスポンス比較
▼iPhone5 iOS 9.2 (画像上)、iOS 10.3.3(画像下)を、実際に並べて操作を確認してみました。なお、確認にあたり、バックグラウンドでのアプリの稼働・通知を抑えるなどの条件は可能な限り同一にしています。
iPhone5 iOS 9.2を久しぶりに操作した直後には、「遅いぞ。これなら iPhone5 iOS 10.3.3が確実に速い」と思ったのですが、これはアクティベーション直後であり、バックグラウンドで初期設定等が行われているためと推察。つまりは私の勘違いで遅いと感じたものでした。
私が最もよく利用するGoogle Chrome、他での挙動を検証したところ、以下のとおり全般的にiOS 9.2のレスポンスは、iOS 10.3.3より速いものでした。
- Chromeに限らず、アプリ起動時間の比較では、概ねiOS 10.3.3はiOS 9.2よりも遅い。その差は1秒未満ですが、十分に体感できるもの。
- 同じWifi環境下で、ChromeにてYahooサイトを開き、リンク先を10ページほど遷移してみたのですが、ほぼどのページとも、iOS 10.3.3は概ね2秒前後 ページの読み込み・表示が遅いものでした。この差は意外。
- OneDriveアプリにて、画像をアップロードする手順を2台同時進行で行ったところ、メニュー・設定項目の表示ですら、iOS 10.3.3はやや遅い(1秒未満の僅差)と感じます。
▼こちらのOneDriveの展開もやや遅く感じる、iPhone5 iOS 10.3.3 (対iPhone5 iOS 9.2)
このiPhone5のiOS 10.3.3 / iOS 9.2のレスポンスの差を、異なるiPhoneで例えると、以下と言えそうです。逆にわかりにくい例えかもしれませんが。
- iOS 10.3.3における、iPhone6 / iPhone 5のレスポンスの相違と近いものあり
- iPhone 4S iOS 9.3.5とiPhone 5 iOS 9.2では、操作した瞬間にレスポンスの相違をかなり感じるものですが、iPhon5のiOS 10.3.3 / iOS 9.2では、そこまでの相違を感じには至らず、2台並べてみてわかる程度です。
まとめ
iPhone5 iOS 10.3.3 / iOS 9.2を単体で操作していると、双方ともWebサイト閲覧・軽めのアプリ程度では、決してレスポンスがわるいと感じるものではありません。iPhone6との比較も同様ですが、並べてみてはじめて遅いぞと感じる程度です。
さて、悩ましいのは、今回 比較対象として使用したiPhone5 iOS 9.2をiOS10.3.3にアップデートすべきか否かということ。レスポンスのみではアップデートなしでキープしたいところですが、唯一 嫌なのが、スクリーンショットのシャッター音。久しぶりにこのシャッター音を聞くと、無音になったiOS 10.2以降の恩恵は大きいです。
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