先日、iPhone5・iPhone6をiOS 10.3.3にアップデートしてから、バッテリー持ちがわるくなったかもと報告しました。ただし、この報告は感覚的なものに頼ったものでした。このため、iPhone5のスリープ時におけるバッテリー消費を、簡易的に計測してみましたのでレポートします。
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計測の条件
条件と言うほどの大袈裟なものではないのですが、iPhone5の設定によって、スリープ時のバッテリー消費が大きく変わってくるため、私が計測したiPhone5の設定等を記載します。
Wifi運用でもあり、スリープ時にバッテリー消費をする、以下のものを制御しています。ただし、「低電力モード」はビジュアルにも影響するため、私の好みではなく、オンにしていません。
- 機内モードに設定
- Blutoothはオフに
- アプリの各種通知も可能な限りオフに設定
- 位置情報サービスはオフに
▼バッテリー消費の激しい「位置情報サービス」はもちろんオフに
▼Bluetoothはオフにし、機内モードに
▼各種通知もオフに
20時間放置後のバッテリー消費
▼上下に長い画面のために編集
▲▼残量97%、消費量3%で、使用時間26分・スタンバイ19時間29分の使用量です。
26分も使用した記憶がない(バッテリー状況の確認のみで、3分も使用していない)のですが、裏でシステム系アプリが稼働していたのでしょう。
数値をまるめて、20時間で3%のバッテリー消費。1時間あたりのバッテリー消費は、3%÷20時間=0.15%。
これのみでは評価できないため、以下の過去記事での計測結果を拝借。
▼iOSのバージョンを記録していなかったのですが、前後の記事からiOS 10.2と思われます。
▲▼これによると、当初の28.73時間で1時間あたり0.1392%の消費。そして今回は、0.15%。この程度は誤差の範囲です。
よって、結論は「スリープ時に限っては、iOS 10.2も10.3.3もバッテリー消費は変わらず」。
稼働中は計測しにくい(というよりは既にアップデートしているので比較検証は無理)なのですが、体感的には確かにバッテリー持ちがわるくなっている感覚です。
ところで、iPhone 5 iOS 10.3.3のレスポンスは?
バッテリー計測後に、iPhone5を操作してみたところ、これが意外と快適。iOS 10.3.3にアップデート時には、iPhone5とiPhone6の双方を操作していたために、iPhone6を操作するなかでの、iPhone5のレスポンスはやや遅く感じたのですが、iPhone5のみを操作しているとサクサクなレスポンスに感じます。
Android機に例えると、直近で販売している2万円前後のエントリー機には及ばないながらも、それに匹敵するレスポンスのようにも思えます。例えば、私はgooのスマホ g07を使用しているのですが、Webサイト閲覧、SNS系の軽めのアプリでは、それほど大きなレスポンスの差を感じるものではありません。
画面が4インチと小さいために、老眼気味の私には辛いのですが、サブ運用ならば まだまだ使えるiPhone5です。
▼いつの間にか、iPhone5Sの16GB Bランクの中古が13,000円前後まで値下がりしています。まだまだ使えるiPhone5ですが、今後のiOSアップデートを考慮すると(iPhone5のアップデートは、そろそろ打ち切りとの情報もあり)、iPhone5Sの中古購入もよいかも。
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