私は、パソコン・Android・iPhoneともブラウザにはGoogle Chromeを利用していますが、ブックマークの共有などiPhoneでのGoogle Chromeの利便性を認識しつつも、iPhone4SでのChromeの使用はためらっていました。その理由としては、パソコン・スマホとも負荷の大きいChromeのため、非力なiPhone4Sでは役不足だろうと想定してのこと。
ディスプレイサイズによる視認性の比較
▼左(上)がiPhone6、右(下)がiPhone4Sにて、当ブログのトップページをChromeで表示したところ。iPhone4Sは縦に短いことが明白です。
iPhone4SでのChrome使用における体感的なレスポンス
iPhone4SでのChrome使用の体感的なレスポンスは、デフォルトブラウザであるSafariと大差なかったことを前提に、iPhone6とのレスポンス比較です。全般的にみると、iPhone6と比較すると明らかに劣りますが、省電力設定を行っているAndroidよりもレスポンスはよいと感じる局面もあります。
- 当ブログはやや重たいのですが、当ブログのトップページ・記事ページの読み込みスピードは、iPhone6との差は歴然。体感的には、iPhone6はiPhone4Sよりも1.5倍程度速いです。
- タブを10個開いた状態でのレスポンスは、上記のページ読み込みの差ほどの相違は感じられません。ただし、iPhone4Sはタブ10個程度が限界かと思えるのに対し、iPhone6はタブ30個を開いても大丈夫です。
- スクロールについても、ページ読み込みの差ほどの相違はありません。私のメインスマホであるHuawei honor6 Plusでのスクロールは、その省電力設定を「通常」にしているとカクカクしたものとなりますが、iPhone4Sがスムーズなほどに感じます。そう考えると、iPhone4SでのChromeのレスポンスは優秀です。
読み込みスピードの差は、単純にスペックの優劣による
上記の「当ブログのトップページ・記事ページの読み込みスピードにおけるiPhone4S・iPhone6の大きな体感差の要因は何だろう」とWifiスピード・空きメモリを比べてみると、影響を与えるほどの差はない模様。やはり、ここは単純にiPhone4S・iPhone6のCPU他のスペックの優劣によるものでしょうね。
▼Wifiスピード。上がiPhone4S(11g接続)、下がiPhone6(11a接続)。倍以上の差がありますが、iPhone4Sで41.66Mbpsもでていれば速度的には十分。
▼空きメモリ(RAM)。上のiPhone4Sが144.4MB、下のiPhone6が191.2MB。いづれも、Chromeのタブを10個開き、他のアプリを起動していない状態です。iPhone4Sの空きメモリは十分なもの。iPhone6の表示の一部がGB単位でおかしいのですが。。。
まとめ
今回、iPhone4SにてChromeを使用してみて感じたことは、iPhone6での使用と比較すると、ページの読み込みで大きな差があるものの、iPhone4S・Safariの使用とは大差ないものでした。パソコン・スマホ間でブックマークが共有できるなどメリットの大きいChromeですので、サブ機としてのiPhone4SでのChromeの使用は大きな問題はないものとの認識です。
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