iPhone 12 Pro Max用に、厚み 0.5mmの薄さに約20gの軽量であることを大きな特徴とする「Humixx」のケースを購入しましたので、外観と使用感などをレポートします。確かに、ケースを装着しても横幅の増加は最小限で、ケースなしの場合と同様に扱いことができます。
一方、Amazonの製品紹介の言葉を借りると「マット仕上げで桃のような表現」とのことですが、マット感がやや弱く、油脂も付着しやすいもの。高さも抑えられているため、ディスプレイの保護を重視するケースではありませんが、薄いケースをお探しの場合には候補となる製品です。
購入したケース
私のスマホケースの好みとしては、ディスプレイ面の保護機能はさておき、可能な限り薄く背面は滑りにくいもの。今回購入したHumixxの薄型ケースは、製品紹介に記載の事項としては条件に見合うものですが、以下の点でやや想定外。
- 製品紹介には、背面はマット質感とあるものの、マット感が弱い。ただし、通常の樹脂製のケースよりも滑りにくい。
- 油脂の付着が強く、数時間の使用で背面には指の形状の油脂がベッタリ。
- ただし、この2年ほどで購入したマット仕上げのケース 3製品はどれも同様に油脂が付着しやすく、これはやむなしか。
▼購入したのはこちらのケース。製品紹介では、厚み 5mm、重さは20gと薄く軽いもの。
以下の写真では油脂の付着は目立ちませんが、この前提で参照ください。
本体装着前の外観
▼簡易包装ではなく、1,600円ほどのケースとしては立派な外箱です。
▼「重く、横幅の大きい iPhone 12 Pro Maxには薄いケースがよい」との私の好みにより購入したケースですが、0.5mmの薄さと20gの軽さには十分に満足。
▲安価な製品ではバリが残っている製品もありますが、本製品はバリもなく良好。
▼音量ボタン、電源ボタンは押しやすく、ケースの造りなどに粗さはありません。
▼コード接続部分、スピーカーの穴開け加工も適切。
▼サイドには Humixxの凝ったロゴが入っています。
本体装着後の外観、使用感
▼艶消しブラックのケースですが、私としてはブルーが好み。ブラック以外の色がないのが残念。
▼写真ではわかりませんが、カメラを保護するようにケース部分が0.5mmほど高くなっていいます。
▲カメラ周りも丁寧な造りです。
▼中央に薄っすらと白い部分がありますが、こちらが油脂が付着している部分。手元にある他のマットなケースも同様ですが、キッチン用のアルコール除菌液で拭いても落ちず。
▼前面から見ると、ケースの厚みが抑えられていることがわかります。
▼ガラスフィルムを装着していますが、ケースはディスプレイ面よりも僅かに高く(0.5mm)、ガラスフィルムとほぼツライチとなっています。
まとめ
その他の使用感なども含めて、ポイントを記載すると以下となります。おすすめか否かと問われると微妙なところ。私の好みで言えば、もう少しマット感が強ければ「買い」となるのですが、私のこれまでに購入した、他のマット仕上げのケースと同様に油脂が付着しやすいのもマイナスポイント。
- 薄さを特徴としているため、ケースなしと比べてもホールド感に大きな違和感はありません。
- マット感は弱いものの、他の一般的な樹脂製のケースと比べると背面は滑りにくい。
- ケースにバリや粗さもなく、造りは丁寧で質感は高め。
- カメラ・ディスプレイ面よりも0.5mmほど高くなっているため、カメラ・ディスプレイの一定の保護はできますが、薄さ・軽さを求める方向けの製品です。
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