9月15日に、iPhone5・iPhone6ともにiOS 10へアップデートしましたが、その操作でなれないものが、ロック解除がスライド方式から「ホームボタンを押して開く」に変更がなったこと。iPhoneを使い始めて長年、スライドでロック解除することに慣れているため、1日に何度も間違えてしまいます。また、ロック解除でホームボタンを押すことには、ホームボタンの摩耗・劣化のためにもイヤなもの。
そんな時に行いたいのが、「ホームボタンを押して開く」の設定から、Touch IDを利用した「指を当てて開く」に変更することです(Touch ID対象のiPhone5S以降に対応)。
▼iOS 10になり、ロック解除がスライド方式から「ホームボタンを押して開く」に変更になったものの、長年の慣れから間違ってスライドしがちなものです。
ロック解除を「指を当てて開く」に変更する方法
▼「設定」「一般」の「アクセシビリティ」を選択
▼「アクセシビリティ」の「ホームボタン」を選択
▼「ホームボタン」の「指を当てて開く」を有効にすることで完了です。青枠点線内に「ホームボタンを押さなくても、Touch IDでiPhoneが開きます」と説明書きがあります。
ホームボタン押下とTouch IDのどちらがスムーズに解除することができるかというと、ホームボタン押下が確実かつ反応が速いような感覚です。ただし、ホームボタンを押すことの煩わしさからは開放されます。
なお、「指を当てて開く」を有効にするためには、指紋の登録・Touch IDの設定を行う必要があります。既に設定済かと思いますが、以下にて設定を行います。
▼「設定」の「Touch IDとパスワード」をタッチ
▼「指紋を追加」にて指紋の登録を行い、「iPhoneのロックを解除」を有効にします。
▼ちなみに、今さら説明不要の、従来からある便利な機能ですが、同じく「アクセシビリティ」にある「AssistiveTouch」を有効にすることにより、一切 ホームボタンを押すことなくiPhoneを操作できます。
ホームボタンのほうが便利かつ速いのですが、私はホームボタンの効きのわるいiPhone3GS、ホームボタンの効かないiPhone4にて、当機能を利用しています。
▼AssistiveTouchを有効にすることにより、全画面から以下のコントロールパネルを呼び出すことができます。
まとめ
iOS 10の新しい機能である「ロック画面の右スライドにてウィジェットを呼び出すことができる」のはよいものの、「ホームボタンを押してロック解除」することには慣れないこともあり、抵抗のある方も多数いるはず。そんな時に利用したいのが、今回ご紹介の「Touch IDを利用した指を当てて開く」方法です。
iOS 10のもとでホームボタンを押す状況としては、ロック解除時がかなり多くなると思います。ここは、もしものホームボタンの劣化・故障に備えて「指を当てて開く」方法に変更するのもよいかと思います。
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