デルではオータムセールを2024年9月30日まで開催しています。複数のモデルがセール対象となっていますが、人気のInspiron 14 ノートパソコン (AMD、5445)がエントリー構成のAMD Ryzen 5 8540U / メモリ 8GBの場合、66,476円での販売です。
引用元・販売元
Inspiron 14 ノートパソコン(5445) (2024年3月15日発売)
Inspiron 14 (AMD、5445)のスペック
スペックは下表となります。エントリー構成のRyzen 5 8540U(Ryzen 7 8840U 版もあり)のメモリ 8GB モデルは 66,476円、メモリ 16GB モデルは 71,225円と価格差は大きくないため、メモリ 16GBへのカスタマイズをおすすめします。
▼スペックの秀でた事項に黄色網掛け、気になる事項にピンク網掛けしています。
CPU | AMD Ryzen 5 8540U、6コア 12スレッド、Zen 4 アーキテクチャー |
GPU | AMD Radeon 740M |
メモリ | 8 GB DDR5 5600 MT/s、2スロット |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe 2230サイズ |
ディスプレイ | 14インチ、解像度 1920 x 1200、アスペクト比 16 : 10、非光沢、IPSパネル、輝度 250 nit |
WiFi | WiFi 6 対応 |
Bluetooth | 対応 |
ポート類 | USB Type-C(PD対応、映像出力対応)、USB-A 3.2 Gen 1 x 2、HDMI |
サイズ | 約 314 x 226.15 x 16.9~19.9mm、約1.61kg |
OS | Windows 11 Home |
その他 | キーボードバックライトなし、指紋センサーなし、樹脂製の筐体、2スピーカー |
AMD Ryzen 5 8540Uのベンチマークスコアですが、パフォーマンスモードにおける「CINEBENCH R23」のスコアの指標は「シングルコア 1700、マルチコア 9380」。
以下の記事に、これまでノートPC・ミニPCの実機で計測した「CINEBENCH R23」のスコアを一覧化しています。このなか、Ryzen 5 8540Uのスコアは、Apple M1に大きな差をつけ高いスコア、Core Ultra 5 125Hよりも高く、普段使いでは十分にキビキビと動作する水準です。
その他のスペックの補足は以下です。
- 従来モデルは オンボードメモリでしたが、2スロットのメモリに変更となっています。DDR5 メモリは安くはないですが、ユーザーで換装することができます。
- 一方、PCIe M.2 SSDは入手しにくい 2230サイズ。512GBから1TBにカスタマイズする場合、自動的にメモリは8GBから16GBとなり、価格は66,476円から 83,573円にアップします。メモリ 16GBのみにアップの場合(SSDは512GB)は 71,225円であり、SSD 1TBへの増量の単純計算では 12,348円となり、やや割高感があります。
- なお、2230サイズのM.2 SSDですが、延長の金具を外すと 2280サイズのM.2 SSDへの換装可能と思われ、換装の際には 種類の多いこちら(2280サイズ)が実用的です。
- 14インチとしては重い部類となる 1.61kg
- その他、樹脂製のボディであり ややチープさを感じるものと思います。また、キーボードのバックライト、指紋センサーを未搭載(カスタマイズの設定もなし)です。
- 14インチの液晶のアスペクト比は 16 : 10の縦長タイプ。明るさは一般的ですが、色域の狭い液晶であり(この価格帯としては一般的)、カスタマイズも含めて 広色域の液晶の設定はありません。
▼ボディ色は「カーボンブラック」と「アイスブルー」の2色、いづれも樹脂製の筐体です。
▼電源は⑤のAC アダプターと、⑧のUSB Type-Cの双方で行うことができます。また、USB Type-Cは 映像出力にも対応しています。
まとめ
樹脂製の筐体、指紋センサーなし・キーボードのバックライトなしと、ややチープ感・機能不足な面もありますが、メモリ 8GBの場合は 6万円台半ばとなり、この価格で Zen 4 アーキテクチャーのRyzen 5 8540Uを搭載していることは評価すべき事項です。
また、他ブランドの製品においても この価格帯のPCでは、オンボードメモリが多いなか、2スロットで換装可能であることも メリットです。
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