Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10が6万円台で販売中。Ryzen 5 7533HS、メモリ 16GB、アスペクト比 16:10の14インチノートPC

2025年6月8日現在、Lenovo 公式ストアでは「四半期決算セール Part 2」を開催中ですが、このなか 14インチの「IdeaPad Slim 3 Gen 10」が、69,850円で販売されています。

低価格な製品ですが、CPUは AMD Ryzen 5 7533HS、メモリは16GB、ストレージは PCIe SSD 512GB、さらに 14インチ液晶のアスペクト比は 16 : 10と、上位機並みのスペックです。

引用元・販売元

楽天市場においても、同様にセールを行なっています。楽天市場の利用状況によっては、ポイント還元後の実質価格は 公式ストアよりも安価なケースもあります。楽天モバイルを利用の私の場合、実質価格は 64,572円です。

Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10、公式ストア

Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10、楽天市場

Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10のスペック

上の画像①は電源ポート、④はフル機能のUSB Type-C ポートです。なお、電源ボタンは右サイドの⑥に配置されています。

CPUのAMD Ryzen 5 7533HSは、Zen 3+ アーキテクチャの6コア 12スレッド。Ryzen 5 7535HSの情報は多いものの、末尾「3」の7533HSの情報は少ないです。Webで確認すると、「7533HS」はLenovo向けのCPUとの情報もあります。

いづれにしても、Ryzen 5 7535HSと同水準のCPUであり、CINEBENCH R23の指標としては「シングルコア 1461、マルチコア 10793」。以下の記事にて、これまで実機で計測した 主だったPCのスコアを一覧化していますが、シングルコアでは Apple M1と同水準です。

CINEBENCH R23、ミニPCやノートPC 35製品で計測のスコア一覧。キビキビ動作のスコアの指標

▼製品の発表日は2025年3月4日、スペックは下表です。

スペックのその他の補足は以下です。

• メモリは8GB オンボード + 8GB スロットの形式です。必要に応じて、スロット側のメモリを換装できることも、メリットの一つです。
• SSDは、TLCよりもやや耐久性の劣るQLC（それほど意識する必要はありません）。Lenovoの仕様では、TLC or QLCの別が記載されており、参考になります。
• USB TYpe-Cはフル機能ですので、給電と映像出力に対応しています。
• 顔認証、指紋認証ともに未搭載です。
• 低価格の製品ながらも、14インチの液晶は アスペクト比 16 : 10の縦長であることも メリットです。なお、液晶は、同社 エントリー構成に多く搭載の 45%NTSCの狭い色域です。写真などの色の再現性は やや忠実性に欠けるものの、オフィスソフトでの使用に適した落ち着いた色合いの液晶です（私の同液晶の使用感より）。

▼ボディ色はルナグレー。公式サイトに筐体の素材の明記はありませんが、価格からも樹脂製でしょう。

価格情報

冒頭に記載のとおり、2025年6月8日現在、Lenovo 公式ストアでは「四半期決算セール Part 2」を開催中ですが、本製品は69,850円で販売されています。また、レノボ・ショッピング 楽天市場店においてもセールを行なっており、楽天モバイルを利用中の私の場合、ポイント還元後の実質価格は64,572円です。

引用元・販売元

Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10、公式ストア

Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10、楽天市場

▼こちらは「Lenovo V14 Gen 4」の実機レビュー記事ですが、コスパ度としては「IdeaPad Slim 3 Gen 10」が高いです。

Lenovo V14 Gen 4 AMD 実機レビュー、Ryzen 5 7430Uのエントリー構成は 約64千円と格安も、上位機同様のレスポンスと快適タイピングの14インチノートPC

14型ノートPCとしては 最安価格帯となりますが、普段使いでのレスポンスと快適タイピングは上位機と変わらず。また、メモリはオンボードに加え、スロットの装備も特徴の一つ。低価格製品であり、筐体の一部の質感は劣りますが、コスパの高い製品です。

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