海外で展開されている 8.4インチのAndroid タブレット「Huawei Mediapad M6 8.4インチ」。CPUにはKirin 980を搭載し、解像度は 2.5Kとハイエンドの製品です。2020年5月3日時点のAliExpressの最小構成(RAM 4GB、ROM 64GB、WiFi版)は約35,000円。他の中国 新興ブランドのHelio X27あたりを搭載するタブレットと比較すると高価ですが、このスペックでは納得の価格です。
なお、発売から一定期間経過していますが、今になって掲載した理由は価格に値ごろ感がでてきたことによるものです。
Mediapad M6 8.4インチのスペック
Kirin 980に2.5K 解像度のディスプレイとなる Huawei Mediapad M6 8.4インチ。そのスペックは以下となっています。バリエーションとしては、LTE版・WiFi版があります。
CPU | Kirin 980 Octa Core |
GPU | Mali G76 720MHz |
メモリ | 4GB / 6GB |
ストレージ | 64GB / 128GB |
ディスプレイ | 8.4インチ、IPS、解像度 2560 × 1600 |
リアカメラ | 13百万画素 , F1.8 |
フロントカメラ | 8百万画素 , F2.0 |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
SIM | Nano SIM |
LTE対応バンド | TD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41 LTE FDD: B1/ B2/ B3/ B4/ B5/ B7/ B8/ B18/B19/B20/B26 |
バッテリー | 6100mAh、USB Type-C |
サイズ | 206.4mm×125.2mm×8.2mm、340g |
OS | Android 9.0 |
Kirin 980は、Huawei Mate 20 Proに搭載されるCPUですが、Mate 20 ProのAnTuTu ベンチマークスコア Ver 8のスコアは約36万。スコア 約29万のXiaomi Redmi Note 8 Proでも、アプリの起動やら iPhone XS Maxより速いと感じることもあるのですが、約36万のスコアは強烈です。
▼こちらは引用した Xiaomi Redmi Note 8 Proの実機レビュー
CPU以外の特徴としては、8.4インチのディスプレイの解像度が2560 × 1600の高解像度であること。ただし、2万円未満の同サイズの端末でも同解像度の端末は多数あるため、大きな特徴とはならず。
なお、Google Play Store アプリの導入について懸念される方が多いと思います。AliExpressでは多くの販売店から販売されていますが、以下の事例のように、Google Play対応であることを確認する必要があります。
▼14のGoogle Playの項目に「Yes support」とあります。販売店毎に記載方法が異なるため、個別に確認が必要です。
Mediapad M6 8.4インチの外観と機能性
ゴールド、ブルー、レッドの3色展開。ブルーとレッドの場合、イメージ画像では派手な色に見えますが、以下の実機(?)では好感のもてる色合いです。
▼冷却対応も万全。パソコンと同水準の冷却対応を行っており、銅製のヒートシンクに、9層構造の12cmにわたる水冷のチューブをメインとした放熱とあります。
▲Kirin 980を搭載することを活かすべく、ゲームの快適操作を目的とした機能も多数備わっています。GPU、CPU、ネットワークのゲームに合わせたチューニングや、下の画像ではゲームに合わせた画面レイアウトのことを言及しているようです。
まとめ
Android タブレットでは 1万円台の安価で、ほどほどのレスポンスの製品でも十分と思っていた私ですが、ハイエンド寄りのスマホを操作した後に 安価なHelio X27を搭載するタブレットを操作すると、モッサリした動作を感じます。
そのためにスペック高めのタブレットに惹かれ始めているのですが、このHuawei M6 8.4インチは、AnTuTu ベンチマークスコア Ver 8のスコア 約36万の実力を考慮すると、最小構成 約35,000円の価格はお買い得のように感じます。
▼メモリ 4GB、ストレージ 64GB、WiFi版の最小構成での AliExpressの価格は約35,000円
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