
CHUWI 公式サイトにて、11インチ アスペクト比 4:3のAndroid タブレット「HiPad Plus」が、2月22日にリリースとアナウンスされています。2月7日時点では詳細スペックと価格は公開されていませんが、CPUに8コアのMediatek MT8183を搭載しています。今回はこの「HiPad Plus」の概要を速報ベースで記載します。
引用元
HiPad Plus、2/7時点で公開されているスペック

2月7日時点では仕様の多くが公開されていませんが、上記の公式サイト、公式サイト内の動画で公開されている情報を記載しました。
| CPU | Mediatek MT8183、8コア |
| GPU | Mali-G72 |
| メモリ | 未公開 |
| ストレージ | 未公開 |
| ディスプレイ | 11インチ、アスペクト比 4:3、解像度 2176 x 1600、画面占有率 90% |
| WiFi、Bluetooth | 未公開 |
| LTE | 未公開(おそらくは未対応) |
| カメラ | フロント 5百万画素、リア 13百万画素 |
| バッテリー容量 | 7300mAh |
| サイズ | 厚み 6.9mm、重さ 500g |
| OS | 未公開 |
| その他 | アルミ製ボディ |
上の記事で紹介の「HiPad X」など、従来のCHUWIのAndroid タブレットと同様に、アルミ製ボディでシックな背面となっていますが、ポイントとなるはCPUのMediatek MT8183。なんと、以下の現行販売のFire HD 10 2019モデルと同じCPUを採用しています

Fire HD 10が「Mediatek MT8183」を搭載していることは、こちらのAmazon デベロッパーにて確認できます。上記の私の記事を編集中に調べた範囲では、Geekbench 4のCPUベンチマークスコアは、2万円前後のスマホや「HiPad X」に搭載の「Helio P60」と同水準。
特筆すべきほどサクサク動作ではないものの、普段使いのアプリの場合には、遅さを感じることなく動作する水準です。メモリ搭載量の記載はありませんが 4GB、ストレージは128GBと推測します。
まとめ
おそらく、近日中に詳細スペックと価格が公開されるであろう「CHUWI HiPad Plus」ですが、CPUがFire HD 10と同じ「Mediatek MT8183」とはやや驚きです。Fire HD 10はコスパの高さに重きをおいた端末であり、HiPad Plusもどちらかと言えば価格で勝負の端末のように感じます(2/7時点では価格は未公開)。レスポンスとしては「HiPad X」と同等、もしくは、メモリやストレージも含めると(体感できるほどもなく)僅かに劣る水準と予想します。
「CHUWI HiPad Plus」の用途としては、11インチの画面を活かし、また、負荷を要するアプリをバリバリとこなすCPUではないため、Fire HD 10と同様に動画視聴が適しているように思います。


コメント