Indiegogo サイトでクラウドファンディングを開催中の「GPD WIN Max 2」ですが、予想どおりに凄まじい売れ行きです。7月9日 15時現在では、ファンディング終了まで 58日もあるにもかかわらず、目標額の630倍もの資金(購入)を集めています。
それもそのはず、ベゼルレスの10.1インチに、CPUはインテル 第12世代 Core i7-1280P、あるいは AMD Ryzen 7 6800Uを搭載し、その他のハイエンド・ゲーミング機能がてんこ盛り状態です。
引用元
GPD WIN Max 2の特徴
ポータブルゲーミングPCとしての「GPD WIN Max 2」ですが、PCやスマホでゲームを行わない私としては 機能の詳細を勉強不足ですので、詳細は上記サイト、あるいはこちらの天空サイトの情報を参照ください。当記事では、これらの記事から引用の、大きな特徴のみを記載します。
- CPUは、インテル 第12世代 16コア 20スレッドのCore i7-1280P、あるいは Zen 3+アーキテクチャ / 8コア 16スレッドの Ryzen 7 6800Uと、いづれも強烈です。
- ベゼルレスとも言える 超狭ベゼルの10.1インチ ディスプレイの解像度は、デフォルト 1920 × 1200、最大解像度 2560 × 1600。筆圧 4096レベルのスタイラスペンに対応。
- 新設計のジョイスティックも特徴の一つですが、マグネット吸着式のジョイスティックカバーを備えています。
- 内蔵の2280サイズのM.2 SSDに加え、2230サイズのM.2 ポートを備えており、背面から簡単に増設可能。
- オプションとして 4G LTEに対応。
- ボディは、6061アルミニウム・マグネシウム合金をA / B / C面に採用。D面の底面はABS合成樹脂ですが、これはゲーム時に熱の伝わりを軽減するため。よく考えられています。
- アナログトリガーボタン、デュアル振動モニター、6軸ジャイロセンサー、4スピーカーなどのゲームの臨場感を高める機能を搭載。
▼上記3の「マグネット吸着式のジョイスティックカバー」はこちら。ハイスペックなために、ビジネスでも使用したい本製品ですが、ジョイスティックカバーの装着により、通常の10インチPCライクに扱うこともできます。もちろん、外部モニターに接続してメインPCとしての利用もありです。
▼上記4の2230サイズのM.2 SSD ポートです。内蔵の2280サイズ、2230サイズともに PCIe 4.0に対応。内蔵のSSDはPCIe 3.0のようですが、より高速なPCIe 4.0のSSDに換装することができます。
▲▼以前は流通量が少なかった 2230サイズのM.2 SSDですが、Kioxiaなどの販売も増えてきました。
▼こちらは Core i7-1260Pを搭載のThinkPad X1 Carbonの記事ですが、「ThinkPad X1 Carbon Gen 10」の最上位機種と同じCPUを採用しています。
まとめ
パソコンでゲームを行わない私の目線での「GPD WIN Max 2」の特徴のポイントのみを掲載しました。Core i7-1280P、あるいは Ryzen 7 6800Uをはじめとし、ハイエンドなスペックにゲーミング機能が盛りだくさんな製品です。従来の8インチ未満のUMPCでは耐久性が気になりましたが、10.1インチと大型化されていることもあり、排熱面も含めて 大きな心配は不要なように思います(想像です)。
それにしても、クラウドファンディング開始 2日目にして、目標額の630倍の資金(購入)を集めるとは 凄まじい売れ行きです。目標額が低いこともありますが。
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