Chromeの頻発する「Not Responding」エラー、フリーズを回避できた設定 | Win And I net

Chromeの頻発する「Not Responding」エラー、フリーズを回避できた設定

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我が家ではGoogle Chromeを5台のPCで利用しているのですが、PCの環境が異なると違ったエラーが生じています。今回生じたエラーは、海外通販で購入したノートPC(Jumper EZBook 3 Pro)でのエラーです。どうやら、64ビット版のWindows 10とChromeの組み合わせで生じるのエラーのようですが、Chrome使用中に「Not Responding」となりフリーズしてしまうもの。先日の以下の記事と同種のエラーにも思えますが、海外サイトを頼りに何とか解消しましたのでご参考です。

 

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Not Respondingのエラーの状況

エラーが発生した端末の環境は以下です。

  • 海外版Windows 10 Home 64ビット(海外版との分類があるか不明ですが)
  • Windowsのバージョンは1703
  • Google Chromeのバージョンは、60.0.3112.90(Official Build) (64 ビット)

 

 

エラーの状況は以下です。

  • サイトの表示中で、反応が遅いぞと待機していると、上の画像のとおり、URLの最後尾に「Not Responding」と表示されフリーズ。
  • タスクバーでChromeのタスクの終了をする際、タスクバーにある複数のChromeのうち、最後の一つの終了が反応しない、タスクを終了できない。
  • なんとかタスクを終了できても、Chromeを再起動できず。
  • Windowsのスリープから復帰、あるいは再起動にてChromeを起動できるものの、10~20分ほど使用していると、再び「Not Responding」のエラーが発生し、再起動・エラーの繰り返し。

エラー解消に向け対応したこと、エラー解消となった方法

「google chrome not responding windows 10」にて、Google検索を行うと、おそらくは海外サイトばかり 約92万件がヒットします。どういうことだか、理由は定かでないのですが、日本ではあまり生じないエラーであり、日本で発生する場合は、私のように海外製品を購入した場合(64ビットのWindows 10環境下で生じるとの海外コメント)で生じる現象かと想像します。

海外サイトを参照していると、エラーへの対応方法は複数あるのですが、私が試してみた方法、結果としてエラー解消となった方法を記載しているサイトは以下となります。

 

▽参照元

10 Best Easy Ways To Fix Google Chrome Not Responding Issue

(リンク先に好ましくない画像があったため、URLリンクは外しました)

 

上記サイトでは「10の方法」が記載されていますが、うち、いくつかを引用すると以下となります。()は私の対応状況です。

 

  • Chromeのキャッシュ・履歴を削除する(対応するも解決せず)
  • Chromeのクッキーを削除(対応するも解決せず)
  • 拡張機能を無効にする(代替手段として、拡張機能を利用しない「シークレットモード」で対応するも解決せず)
  • Chromeの設定をリセットする(さらに有効かもしれない手段として、Chromeのアンインストール・再インストールを行うも解決せず)
  • Sandbox Modeをオフにする(これにてエラー解消)

 

他のサイトを確認すると、エラー解消となった手段は複数あるため、どれが最も適切かは判断できないのですが、私は上記のSandbox Modeをオフにするにてエラー解消となり、数時間使用してもエラーなく利用できています。

この「Sandbox Modeとは何か」ですが、気になる方は以下のマイナビニュースの記事が参考になりそうです。エンジニア向けの記事のようであり、私には理解できないのですが、「Sandbox Modeをオフにする=セキュリティ上のリスクが増える」との図式かもしれません。エラー解消方法としては根本的な解決策ではなく、取り急ぎの解消方法となるのでしょうか。

 

Google Chrome サンドボックスで実現するセキュリティ、Windowsの機能に依存

 

エラー解消の設定

前段が長くなりましたが、エラー解消の設定です。以下の過去記事の対応方法と似たものです。

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Chromeを使用中に「ページが応答しません」「次のページは応答していません。応答があるまで待つか、強制終了することができます」のエラーが頻発。根本的な解決に至らず、いつのまにかエラー解消。未解決ながらも、ネットで拾った対応状況を整理してみました。

 

▲▼Chromeのショートカットを右クリック・プロパティで上記の画面を表示します。そしてリンク先の最後尾に、以下の黄色アンダーラインの  -no-sandbox-をコピペして完了です。

注意的としては、最初の”-“の前に半角スペースがあります。この半角スペースを忘れると、変更後に「OK」をクリックしてもエラーとなります。

 

\chrome.exe” -no-sandbox-

 

この対応から察すると、「Google Chromeにて、何等かのセキュリティ対策を講じているが、この過程で生じたエラー。このセキュリティ対策を外すことにより、エラーが回避できた」となるのでしょう。

 

まとめ

国内での利用ではあまり事例が多くないであろう、Chromeの「Not Responding」のエラー。私の事例では、エラーとなると確実にフリーズとなり、かなり厄介なエラーです。同様のエラーが出た場合、必ずしも上記の対応でエラー解消とは言い切れないものの、まずは上記方法をお試しくださいませ。

 

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