GMKtecより、インテル 第11世代のCore i7-1185G7を搭載するミニPC「GMKtec M2 Pro S」が発売となりました。DDR4 メモリ、M.2 SSDともに2スロットですが、M.2 SSD スロットの1つは 2242サイズのSATA接続です。
2025年10月13日現在では GMKtec 公式ストアでの販売となり、メモリ 16GB / SSD 512GBのセットモデルは 349.99ドルでの販売です。
GMKtec M2 Pro Sのスペック
率直なところ、2025年10月現在にて インテル 第11世代 Core i7-1185G7を搭載するミニPCをリリースしたことが やや不思議です。
同社のMシリーズとして、同水準の価格の製品として、AMD Ryzen 5 7640HSを搭載する以下の「GMKtec M6 Ultra」があります。10月13日現在の公式ストアの価格(メモリ 16GB / SSD 512GB)は、「M2 Pro S」が349.99ドル、「M6 Ultra」が339.99ドル。後述のベンチマークスコアからも、私としては「M6 Ultra」がおすすめです。
GMKtec M6 Ultra、Ryzen 5 7640HSを搭載するミニPCが発売に。程よいスペックのミドルレンジPC
CPU | Core i7-1185G7、4 コア 8 スレッド、最大 4.8GHz |
GPU | Intel Iris Xe グラフィックス |
メモリ | DDR4 3200、2スロット、最大 64GB |
ストレージ | PCIe 3.0 SSD 512GB(PCIe 4.0をサポート)、2242サイズ M.2 SATA SSDを増設可能 |
WiFi | WiFi6 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB Type-C(映像出力対応)、USB-A 3.2 Gen 1、USB-A 2.0、HDMI x 2、2.5G 有線LAN |
サイズ | 114 x 106 x 42.5mm、361g |
OS | Windows 11 Pro |
MINISFORUM UM760 Slim 実機レビュー、Ryzen 5 7640HSを搭載し5万円台、上位機と同水準で動作のミニPC
ポイントとなるのは Core i7-1185G7の実力ですが、公式ストアでは同価格帯のRyzen 5 7640HS・上の記事にて実機レビューの「MINISFORUM UM760 Slim」で計測のベンチマークスコアと比較してみました(Core i7-1185G7のスコアは、海外サイトからの引用です)。シングルコア・マルチコアともに Ryzen 5 7640HSが大きな差をつけ高いスコアです。
▼メモリはDDR4の2スロット、セットモデルに標準装備のSSDは、2280サイズのM.2 PCIe 3.0 SSDです。2242サイズのM.2 SATA SSDを増設することができます。なお、前述の「M6 Ultra」との比較では、「M6 Ultra」がDDR5 メモリ、SSDがPCIe x 2スロットである点において優位です。
▼映像出力は USB Type-C、HDMI x 2の3系統です。
まとめ
GMKTecより発売の、Core i7-1185G7を搭載するミニPC「GMKtec M2 Pro S」のスペックについて記載しました。
インテル 第11世代の旧世代のCPUであり、GMKtec 公式ストアの価格を参照すると、上位のCPU(AMD Ryzen 5 7640HS)を搭載する「GMKtec M6 Ultra」と同価格帯のため、今後の国内販売の際には 更なる値引きを期待します。
引用元・販売元

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