GMKtec K12、AMD Ryzen H 255を搭載するミニPCが発売に。M2 PCIe SSD スロットを3つ、USB4とOCulinkを装備 | Win And I net

GMKtec K12、AMD Ryzen H 255を搭載するミニPCが発売に。M2 PCIe SSD スロットを3つ、USB4とOCulinkを装備

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GMKtecより、CPUにAMD Ryzen H 255を搭載するミニPC「GMKtec K12」が発売となりました。2025年8月2日時点では公式ストアでの販売ですが、近々にAmazonなどの国内通販においても販売になると思われます。

公式ストアではベアボーンのほか、メモリ 32GB あるいは64GBと SSD 1TBのセットモデルの販売です。上位機と同様に、USB4のほか、OCulink ポートも搭載するうえに、M.2 PCIe SSD スロットを3つ装備しています。

引用元・販売元

GMKtec K12、公式ストア

 

GMKtec K12のスペック

搭載するCPUは AMD Ryzen 7 H 255とありますが、以下の記事にて実機レビューの「MINISFORUM AI X1」に搭載のAMD Ryzne 7 255と同じとの認識です。

なお、「MINISFORUM AI X1」のOCulinkは M.2 SSD 空きスロットと排他利用(付属のOCulink アダプターを装着すると、M.2 SSDを増設できず)ですが、「GMKtec K12」はOCulinkを利用時も、M.2 SSDを増設可能と思われます。

MINISFORUM AI X1 実機レビュー、Ryzen 7 255を搭載し快速、OCulinkでのグラボも安定動作、アルミ製筐体も特筆すべき高品質なミニPC

 

▼下表はメモリ 32GB / SSD 1TBのセットモデルの事例です。ほかにベアボーン、64GB / 1TB モデルが販売されています。なお、公式ストアにサイズの記載がなく、下表では「未確認」としています。

CPU AMD Ryzen 7 255、Zen 4 アーキテクチャ、8コア16スレッド、L3 キャッシュ 16MB、最大 4.9GHz
GPU AMD Radeon 780M グラフィックス
メモリ DDR5-5600 32GB(16GB x 2)、2スロット、最大 96GB
ストレージ M.2 2280 PCIe 4.0 NVME 1TB SSD、スロットは M.2 PCIe 4.0 x 2を2スロット、M.2 2280 PCIe 4.0 x 4を1スロット
WiFi WiFi6 RZ616
Bluetooth 5.2
ポート類 USB4、USB-C 3.2 Gen 2(フル機能)、USB-A 3.2 Gen2 x 3、USB-A 2.0 x 2、OCulink、HDMI、DP、2.5G LAN x 2、
サイズ 未確認
OS Windows 11 Pro
その他 ファン / LED コントロールボタン

 

▼CPUは「MINISFORUM AI X1」に搭載のAMD Ryzne 7 255と同じとの認識のもと、ベンチマークスコアと体感レスポンスは、上のリンク先の実機レビュー記事を参照ください。以下は「CINEBENCH R23」のスコアですが、AMD Ryzen 9 8945HSにやや及ばないものの、近い水準のスコアです。

 

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▲▼筐体は上の記事にて掲載のCore Ultra 9 285Hを搭載するミニPC「GMKtec EVO-T1」に近いのですが(同じ筐体かも)、Fan / RGB モードの切替ボタンを天板に備えています。

 

▼CPUファンのほか、大きなシステムファンを備えており、冷却対応も安心。なお、デュアルファンのよる騒音の度合いは公式ストアに記載がないものの、この数年のこのクラスのミニPCの傾向としては騒音は大きくないです。

 

GMKtec K12の外観

上と下の画像では、電源ボタン右のUSB-Aが 3.2 Gen2 / 2.0と食い違っています。仕様表には背面とあわせて USB-Aが 3.2 Gen2 x 3 / USB-A 2.0 x 2とあり、下の画像が正解かと思います。

▲USB4 / OCulink ポートともに背面に備えています。映像出力は、HDMI / DP / USB4、前面のフル機能のUSB-Cの4系統です。

OCulinkとグラボの接続に使用するボードとしては、以下の記事にて実機レビューの「MINISFORUM DEG1」をおすすめします。1万円ちょっとと低価格ですが、アルミ製筐体の質感は高いもの。1度接続してしまえば、ミニPCの電源とボード・グラボの電源が連動します。

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価格情報

2025年8月2日現在は公式ストアでの販売となり、価格は以下です。GMKtec 新製品展開のパターンとしては、公式ストアで販売後にある程度の期間を経て、Amazonや楽天市場での販売となります。価格的には公式ストアと国内通販は同水準ですので、今後の国内通販開始に期待です。

なお、公式ストアでのメモリ 32GB / 64GBでは大きな差はなく、後者がお得のように感じます。

  • ベアボーンは 409.99ドル
  • メモリ 32GB / SSD 1TB モデルは 549.99ドル
  • メモリ 64GB / SSD 1TB モデルは 609.99ドル

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